穗邑先生のつぶやき

この二つの気持ちの根底にあるのは「認めてもらう」という受け身な発想なのです。自分が認める、のではないのです。そうですよね、私たちはずっと「認めてもらう」人生を送ってきました。受験や就職などの選抜試験、コンクールなどの大会。自分の価値を認めてもらわなければ道が開けなかったからです。

2019年12月04日

「自分は人より優れている」という思いと「自分は人より劣っている」という思いが同じコインの表と裏だなんて、ちょっと信じられないかもしれませんね(笑)けれど、この二つは本当に分けられません。私は彼の一番よ!と胸を張る気持ちと、私は彼にとって大した存在じゃないんだ…と落ち込む気持ち。

2019年12月04日

一方、劣等コンプレックスは「みんなと比べて私は〇〇が非常に劣っている」と感じることです。この優越コンプレックスと劣等コンプレックス。つまり優越感と劣等感は、実は表裏一体のものです。そして、この現代の競争社会に生きていれば、ほぼ全員が経験するであろう感情です。

2019年12月04日

ちなみに優越コンプレックスの人はマウンティング(私のほうが上よ!と示す行為)せずにはいられないので、周囲から叩かれることもしばしばですが、一方で防御のために必要以上に「良い人」としてアピールをしがちなので、人付き合いでは大変にエネルギーを消耗してしまいます。

2019年12月04日

競争が激しい集団の中で「頑張って常に上を目指しなさい」というふうに親や教師から育てられると、その人は大人になっても長く優越コンプレックスと劣等コンプレックスに悩まされるようになります。優越コンプレックスというのは、自分が人よりも優れていると誇示しないではいられない強迫観念です。

2019年12月04日

劣等感は「人と比べて、劣っている私」という感覚のこと。実は劣等感は誰もが心の中に持っているものなんですね。私たちは幼稚園・小学・中学・高校・大学そして就職しても、常に他人と比較されて成績を付けられる人生を送ってきました。優秀な子、出来ない子、真面目、不良、目立つ子、目立たない子。

2019年12月04日

その劣等感はこんなふうに言うでしょう:私を好きになってくれる人なんてどうせいない。こんな醜い自分が愛されるわけがない。だって、今まで誰にも愛されなかった。きっとこの人も何かの気の迷いで私と付き合っているんだ。だから本当の私を知ったら、この人の気持ちは冷めてしまうにきまってる…。

2019年11月29日

もし本当にお相手がそんな方なら、もとより女性と長くは付き合っていけない人です。安定した関係を諦めたほうが賢明ですが、問題は女性側が「きっとそうだ。そうに決まっている」と思い込んでしまっている場合。この問題の根底には「こんな私なんか…」という根深い劣等感があるのです。

2019年11月29日

対処法はただひとつ。そんなに気にしないで、思ったことをストレートに彼に伝えればいいのです。彼に遠慮しないこと。いやいや、本音を言ったら彼、絶対気を悪くするでしょ??そして他の子に行っちゃうでしょ??…いやいや(笑)…あなたの彼は、本音を言っただけで彼女を捨てるような人なのですか?

2019年11月29日

せっかく両想いになった彼。もし気を悪くして、嫌われちゃったらどうしよう。捨てられちゃったらどうしよう。…そんな不安が渦巻いて彼に本音を言えません。そして彼は何も言われないので「了解したんだ」と思っています。女性が胸の内で葛藤している間にも、二人の心はどんどんすれ違っていくのです。

2019年11月29日