どんな家電にも取扱説明書が添付されています。じっくり読まずにぶっつけ本番でいじくり回す人もいますが、やはり取説は読むべきです。さて残念ながら人間には取説がついていません。もしそれらしきものが欲しいのなら、その人の親兄弟に聞いてみましょう。しかしそれは配偶者用の取説ではありません。
2018年12月27日
女性の強さは男性の強さと質が違って当然です。それは例えれば闘牛士のようなものです。暴れる牛に正面から立ち向かわず、すっと避け続けて相手が疲れ果てた時に優しくとどめを刺せば良いのです。もちろん相手を興奮させるための布も必要ですが、自分がその布に興奮してしまっては闘牛士になれません。
2018年12月26日
せっかく成就した恋愛なのに独占欲や嫉妬で壊してしまうことがあります。強すぎる愛は束縛を意味します。そうならないためには強すぎる愛情を小出しにする必要があります。さらに自分の全存在を相手にゆだねようとしない自立の意志を持つことが要求されます。自分一人の居場所も見つけておきましょう。
2018年12月25日
良いところを見るのと悪いところを見るのでは受ける印象がまったく異なります。それは映画でも読書でも人間観察でも同じことですが、最大の問題は自分自身を見る目です。とかく調子が良い時は自分の良い面ばかりを、調子が悪い時は自分の悪い面ばかりを見てしまいますが、常に平等に見る目が必要です。
2018年12月24日
周囲に苦手な人はいませんか?もしいたらぜひその人を反面教師にしてみてください。その人の嫌いなところが明確ならさらに好都合です。あなたがその人の嫌いな面は、あなたが自分の欠点だと思っているものだったというケースが多いのです。鏡で自分の嫌な面は見たくありません。意識しておきましょう。
2018年12月23日
ビジネスシーンではミスやクレームは信頼関係を築く絶好のチャンスだと言われています。マイナスの関係を通常のプラス以上の関係にひっくり返すのは仕事ができる人の特技です。同じように恋愛でも喧嘩や行き違いは信頼関係を築くための試金石だと考えましょう。プラス以上の関係を目指せるのですから。
2018年12月22日
頭で出す答えは客観的で、良いか悪いか、あるいは損か得かなどといったデジタル的な結論です。一方、心で出す答えは主観的であいまいな好き嫌いといったアナログ的な結論です。恋愛はアナログ的な心が主体となりますが、結婚ではデジタル的な頭を主体にしなければ現実というものを見失ってしまいます。
2018年12月21日
世の中にはとても良さそうな相性に思えても、長く付き合ううちに悪い結果にしかならない悪い相性も存在します。それはまるで砂糖のようなものです。口当たりも良いし満足も得られるし、癖になるおいしさを与えてくれる砂糖ですが、摂取し過ぎればさまざまな病気を引き起こします。最も危ない相性です。
2018年12月20日
長く続く商売は「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の「三方良し」だそうです。これは近江商人の言葉ですが、結婚に至るカップルにこの「三方良し」を当てはめると「自分良し」「相手良し」「世間良し」でしょう。お互いが良いと思う関係であるのはもちろん、社会に貢献して認められる関係です。
2018年12月19日
どんなことでも自分で判断して行動しなければ自分自身の人生にはなりません。たとえ突発事項でも自分自身で処理しなければ本当の解決にはなりません。若い時は誰かに頼っても許されます。しかし大人となってからも問題を人のせいにしたり誰かに甘え続けていると、最後は孤独という最大の罰を受けます。
2018年12月18日
一緒に幸せになれる可能性がある相手は世の中に数多くいると思われます。しかし一緒に苦労できる人はそれほど多くいません。もちろん一緒に苦労して一緒に幸せになれるのが一番良いのですが、そうはいかないのが現実です。特に付き合い当初は苦労が思い描けませんが、想定しておかなければなりません。
2018年12月17日
働く女性の増加に伴って男女の関係も変化してきました。女性の負担が増えたのもその一面ですが、より問題なのは女性の考え方が男性化することです。特に性差別の必要がなく男性と同等の能力を要求される職種はビジネス脳になりやすいのです。家事ができない相手だと家に男性が二人いることになります。
2018年12月16日
仕事や恋人などといった自分を取り巻くものに疲れた時は、自分の心に思い込みや勘違いなどのバイアスがかかっている可能性があります。そんな時は自然に触れて自分にウソをつかない心を取り戻し、ニュートラルな状態に戻りましょう。それでも違和感を感じたら改善すべきです。真剣に取り組みましょう。
2018年12月15日
人は悪い点を指摘されると素直に謝るどころか逆切れしやすいものです。それは事の良し悪しは別として、自分が一方的に責められていると感じるからです。その思いが過ぎるとまるで被害者になったような気持ちになってしまいますが、そうなると厄介です。相手の悪い点を指摘するのは最も難しいことです。
2018年12月14日
家族は一隻の船に乗っているチームです。乗員がチームワークを乱さずに各々自分の役割を果たすことによって船は安全に前進します。幼い子供や老人はともかく、船長がたくさんいたり海図がなければ、あるいは誰かがチームワークを乱せば難破してしまうかもしれません。絆がゆらぐのは会話不足からです。
2018年12月13日
性格の不一致とは便利な言葉ですが曖昧です。二人の違いが認識できたらそれをすり合わせれば良いだけなのですが、なぜかそうならずに別れることになるカップルが多すぎます。当事者には立派な理由があるのかもしれませんが、他人から見ると性格の不一致は相手に期待し過ぎているだけのように思えます。
2018年12月12日
今が幸せでも状況が変化すれば変わります。たとえばせっかく二人で船出してもお互いの親兄弟や友人との交流、あるいは子供ができたことなどによって環境が変われば二人の価値観の違いが表面化してくる機会も増えてきます。そこで修正できないと性格の不一致という摩訶不思議な離別原因が顔を出します。
2018年12月11日
カップルが性格の不一致に気付いてしまった場合、「お互いに歩み寄る」「見ないふりをする」「片方が折れる」しかありません。それができなければ心身を病む前に円満に別れましょう。ただし別れ話でもカッとなって相手を責めたりケンカをすると泥沼化するし、嫌な思いを残すと次に悪影響を及ぼします。
2018年12月10日
スキンシップは二人の相性として最重要問題ではありませんが、相性がいいということは二人の距離を離さないためにはとても大切な条件となります。スキンシップがないのは危険信号です。特に子供ができてからそうなりやすく、またそれが離婚の大きな原因になっているのを見てもその重要さが分かります。
2018年12月09日
相性で大事なのは一緒に学んで成長していけるかどうかです。どんなに年をとって大人になっても学ぶべきことはたくさんあります。自分がすでにできあがってこれでいいと思っている人とは長く付き合えません。今の相手と一緒に世の中に興味を持ち、新しいことや間違いを楽しく学んで成長していけますか?
2018年12月08日