年末年始、どうしても会いたくない人がいるときって、心が重くなるもの。人間関係の悩みは、ただでさえ疲れやすいこの時期をさらにしんどくさせてしまいますものね。
特に「責められている」と感じると、ますます気分が沈んでしまったりします。
せっかく仕事がひと段落した、たまの休みだというのに。
そうした会いたくない人が話しかけてくるとき、場合によっては、相手は“本当に”ただの世間話をしているつもりなのかもしれません。それでも「自分を否定しているのでは?」という考えが続くと自分の気持ちが追い込まれ、相手の言動に敏感になりすぎてしまいますよね。
でも相手がどう思っていようと、あなたが苦しいのは事実。だからこそ、まずは自分の気持ちを伝えてみましょう。「なんだか責められているみたいに感じてしまうんだ」と正直に話してみるのです。この地球は、行動してこそ変化が起こる星ですからね。
もし、そこで冷静なやり取りができるなら、相手に「あなたの本当の意図は何?」と聞いてみるのも一つの手。
あなたが苦しいということを聞いても、相手に責める気がなくて、同じような会話が続いてしまう場合は、相手の話し方のせいもあるかもしれません。それと、同時に、あなたの心が「責められている」と感じやすいクセをもっているのかも?
もし、相手との意思疎通ができて、その上で責められていると感じ続けているなら「もしかしたら私、“責められた”と感じてしまうクセがあるかも」と意識してみましょう。まずは、10回に1回ぐらいの割合でも大丈夫ですよ。その頻度が上がっていくと、だんだん思考のグルグルから抜け出しやすくなります。
自分の思考のクセを知っておくだけで、心が少し柔らかくなり軽くなるからです。
逆に、「責められている」と思ったままでは、建設的な会話がなかなかできません。どんな言葉も攻撃に聞こえてしまうので、気持ちが前に進みにくいんです。だからこそ、「相手の真意を知る」ことは大切。それは、あなたの優しい心をきちんと守ってあげることにも繋がってくるのですから。
そして最後に忘れないでほしいのが、あなたの人生はあなたのものだということ。相手にどう思われようと、自分の感情や生き方を最終的に守れるのはあなただけです。年末年始こそ、少しだけ心を整えて、あなたの大切な時間と人生を守っていきましょう。
「またあの人に責められる」不安から卒業するには
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