先日、占い師仲間とお話していたときに、こんなテーマが出てきました。
「自分軸で生きることと自分勝手に振る舞うことは、似ているようでまったく違うよね」と。
とても興味深い内容だったので、今日はその違いについて、少し整理してみたいと思います。
自分軸で生きるとは?
「自分軸」とは、自分の気持ちや価値観を大切にして、自分の人生を自分の意思で選んでいく姿勢のこと。
誰かの期待に応えるために生きるのではなく、
「私はこうしたい」という想いを軸にして生きていく在り方です。
これは決して、他人をないがしろにするという意味ではなく、
むしろ「自分を大切にすることで、他人も大切にできる」状態。
心が満たされている人は、周りにも優しくできるんですよね。
自分勝手とは?
一方「自分勝手」というのは、
自分の都合や感情を優先して、他人への配慮を欠いた行動をとること。
「自分さえよければいい」「相手がどう思うかは関係ない」
そんなスタンスは、やはり周囲との信頼関係を壊してしまいます。
決定的な違いは、“他者への配慮”
つまり、自分軸と自分勝手の違いは、
「他人の気持ちを想像し、尊重できているかどうか」という点にあります。
自分を大切にしながらも、周囲と調和を図っていくこと。
それが、自分軸で心地よく生きていくコツなのだと感じます。
生きづらさを感じる時、
「私は今、自分軸で選択できているかな? それとも誰かに遠慮しすぎていないかな?」と、
少し立ち止まって振り返ってみると、心がスーッと軽くなるかもしれません。
皆さまが、優しくてしなやかな“自分軸”を育てていけますように