「許す」と「赦す」——心を軽くするために
こんにちは、占い師の鞠萌(マリメ)です🌿
日々の生活の中で、「許せない」「なぜあの人はあんなことを?」と感じることはありませんか? また、自分自身に対して「なんでこんなことをしてしまったんだろう……」と後悔したり、自分を責めたりすることもあるかもしれません。
そんなとき、大切なのが「許す」ことと「赦す」こと。
この二つの言葉は似ていますが、実は少し違った意味を持っています。今日は、スピリチュアルな視点から「許す」と「赦す」の違いについてお話ししながら、心を軽くするためのヒントをお伝えします。
🔹「許す」とは?
「許す」という言葉は、ある出来事や行為を「大目に見る」「認める」ことを意味します。
例えば、誰かが自分に対して失礼なことをしたとき、相手が謝ってきたら「今回は許すね」と言うことがありますよね。これは、「相手の行為に対して理解を示し、これ以上追及しない」という意味になります。
けれど、表面的に「許す」と言っても、心の中ではモヤモヤが残ることも……。そんなときは、もう一歩踏み込んで「赦す」という視点を持つことが大切になります。
🔹「赦す」とは?
「赦す」は、相手の罪や過ちを責めずに受け入れ、そこに対する負の感情を手放すこと。
これは、単なる「許可」や「見逃す」ということではなく、もっと深いレベルで「もう、そのことにとらわれない」という心の解放を意味します。
例えば、過去に誰かから傷つけられた経験があるとしましょう。表面的には「もう気にしてない」と言いつつ、心の奥では「なぜあの人はあんなことをしたのか?」と引きずってしまうこともありますよね。
そんなとき、「相手を赦す」ことができると、その出来事に対する執着が薄れ、自分自身の心が軽くなります。これは相手のためではなく、「自分のための手放し」なのです。
🔹「自分を赦す」ことの大切さ
人は他人だけでなく、自分自身にも厳しくなりがちです。
「もっと頑張らなきゃ」
「あのとき、あんなことを言わなければよかった」
「なんで自分はこんなにダメなんだろう」
そんなふうに、自分を責め続けてしまうことはありませんか?
でも、私たちは完璧な存在ではありません。誰にでも失敗や後悔があり、それは成長の一部でもあります。
「自分を赦す」とは、自分を緩め、追い込まず、比べず、ありのままの自分を受け入れること。
「今の自分も、これまでの自分も、全部含めて大丈夫」と認めてあげることで、心がふっと軽くなる瞬間が訪れます。
🔹 赦しのワーク 🌿
「赦す」というのは、すぐにできるものではなく、少しずつ心の中で育んでいくもの。
そこで、今日からできる簡単なワークをご紹介します✨
💛 相手を赦すために
- 目を閉じて深呼吸し、相手の名前を心の中で唱えながら、「私はこの出来事を手放します」とイメージする
- 「相手も完璧な人間ではない」と考え、少しずつ執着を減らしていく
💙自分を赦すために
- 朝、鏡を見ながら「大丈夫、今のままの私でいいよ」と優しく声をかける
- 1日の終わりに「今日もよく頑張ったね」と自分を労う時間を作る
こうした小さな積み重ねが、心を解放し、より良い未来を引き寄せる力になります💫
🔹 赦しがもたらす運気の変化
「赦し」は、自分の中のネガティブな感情を手放すこと。
占いの観点から見ても、恨みや後悔といった負のエネルギーを抱えていると、運気の流れが滞りがちになります。でも、「赦し」によって心が軽くなると、新しいチャンスや幸運が舞い込みやすくなるのです✨
もし、「なかなか手放せない」「どうしても心の中で引っかかる」というときは、占いを通じて、あなたの心を整理するお手伝いもできます。
「赦す」ということは、誰かのためではなく、何よりも 自分自身を自由にするためのもの。
ぜひ、少しずつ心を解放し、軽やかな未来へと歩んでいきましょう🌿✨
あなたの心が穏やかに満たされますように🍀💛