美しい心
優しく繊細な心は、そのままで美しいのです。たとえ弱さがあっても良いのです。
何度も涙を流してしまうことがあっても、人一倍情深く、それゆえに余計な痛みを経験することがあっても、誰かの言葉を信じやすいとしても、別れに人よりずっと脆くても、争いや憎しみに負けてしまうことがあっても、大丈夫なのです。
それでも良いのです。
絶えず揺れ動き、形を変えていく心は、どんな形であっても良いのです。
溜まった悲しみを涙と共に全て流し出すことを知っている。
冷たいと感じる世界の中で、ほんの少しの温もりを持って存在し、誰かを深く信じ、大切に想うことを知っている、という意味だから。
そして、出会いや繋がりの尊さを決して軽んじることなく、憎しみや恨みよりも愛と許しを選ぶという、何よりも確かな証だから。
その繊細さ、その優しい心が、そのまま正しいのです。
正しいことに、自らを責める気持ちなど似合いません。
叩けば壊れてしまいそうな、そんな繊細なものが、実は何よりも 美しいものです。
だから、弱くても良いのです。
大丈夫。
あなたが持っているその弱さは、本当に美しいのです。
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