穗邑先生監修 牡牛座の満月×ハンターズムーン 己の本質や欲望に向き合い、内面を探究していきましょう
10月29日（日）は牡牛座の満月！
空気が秋の香りをまとい、不思議と私たちの心をセンチメンタルにさせる季節がやってきましたね。
そんな新しい季節のスタートを、皆さまはうまく切ることができたでしょうか？
さて、今月上旬には天秤座の新月についてご紹介させていただきましたが、先生のお話はいかがでしたか？
新月のパワーを味方にすることはできたでしょうか。
10月29日（日）は、5時24分頃牡牛座の満月を迎え、月の一部が欠ける「部分月食」でもあります。
別名「ハンターズムーン」とも呼ばれる牡牛座の満月ですが、
その【牡牛座の満月】について、今回は『穗邑先生』にお話を伺ってみました。
新月同様、満月にも不思議なパワーが宿っています。
それは、私たちに何をもたらしてくれるのか、何をすべきときなのか……？
穗邑先生は、恋愛やお金の話、どのような変化が訪れるのかについても教えてくださいましたので、満月に備えて是非ご覧くださいませ☆
牡牛座の満月・ハンターズムーン
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穗邑先生
皆さまこんにちは。鑑定師の穗邑です。
10月の訪れとともに季節は進み、気がつけばもうすぐ11月。
西洋占星術の世界ではディープかつワイルドな蠍座のシーズン真っただ中です。
10月29日5時23分に起こる満月は、そんな蠍座の太陽と牡牛座の月で起こります。
しかも今回は月の一部が欠ける部分月食。
この天体イベントが地球に生きる私たちにどのような影響をもたらすのか……さっそく満月のホロスコープを読んでいきましょう。
今回のチャートで特に目を引くのが蠍座太陽の近くにある水星と火星、牡牛座月の近くにある木星と天王星の配置です。
蠍座も牡牛座も「私に合ったもの」をとことん追求できるパワフルな星座。
偽物やごまかしを嫌い、貪欲に「自分の感性が認めた本物だけ」を求めていきます。
この二つの星座に太陽系10惑星のうち6天体が集まっているわけですから、今回の満月にはそうとう破壊力があると思っていいでしょう。
たとえば嫌々ながら続けていた仕事や我慢していた関係などは、突然臨界点に達する可能性が。
「変わらなければ我が身がもたない」と、雷に打たれたように思うかもしれません。
変化を表す天王星は水星・火星を強く刺激していますから、この満月前後は急な方向転換、方針の見直しや撤回が相次ぎそうです。
こう書くと怖いことのようですが、月の隣には最大吉星である木星が輝いています。
この変化は喜ばしいこと―――きっと水面下ではずっと待ち望まれていた、前向きな変化なのでしょう。
恋愛面では、深いご縁を感じさせるお相手との運命の出逢いが期待できます。
今回蠍座・牡牛座ラインで起きる部分月食は、来年から本格的に始まる水瓶座冥王星時代―――通称「風の時代」に繋がっています。
我慢して耐える、周囲のために犠牲になるといった前時代的な価値観は一掃される運命にあります。
今のあなたに合った、あなただけの「本物」を、あなたらしく貪欲に追及していきましょう。
蠍座と牡牛座は「お金」にも深く関わりがあります。
両星座ともに「所有物」「財産」を表すサインだからです。
今回の満月は、社会的には財政危機や金融不安などが誘発されやすい配置。
個人においては「本物志向」が強くなりますので、生活を根底から変えるための活動や高級品を購入するなどして、一時的に支出が増える可能性があります。
しかし、ここでかかったお金は12月に入ると金星によってリカバリーされます。
安心して「私の世界」の構築にいそしんでくださいね。
私たちは今、地球規模で「価値観が激変する時代」を生きています。
というより、この激変の体験を味わうためにわざわざこの時代の地球にやってきているのです。
楽しみましょう。
そして、勇敢であれ。
