ルーンカード

ルーンカードとは

ルーンカードについて

ルーンカードは、24枚のルーン文字が記されているカードと、1枚の無地のカードから成り立っています。選んだカードに記されている文字から、運勢についてのアドバイスやメッセージを受け取ることができると言われています。 24の文字にはそれぞれ名前があり、そしてひとつひとつが多くの意味を持っています。偶然選んだカードから、知りたいこと、占って欲しいことに対する何らかのメッセージが込められており、悩みを解決する答えになったり、解決の糸口を与えてくれるきっかけになったりするのです。 タロットカードでの占いは、占い師によって占われる側に与えられるメッセージに大きな違いが現れることも多いのですが、ルーンカードでの占いの場合は、それぞれの文字に当初から意味が込められているため、与えられるメッセージが抽象的ではなく、比較的統一性があるのも特徴です。 また、その特徴そのものがルーンカードから得ることのできるメッセージ性の強さにも繋がっていると考えられています。

ルーン文字とは

1世紀頃、もとはゲルマン民族が使用したのがルーツといわれているルーン文字は、とても神聖なものとされてきました。ルーン文字が生まれた当初は、ゲルマン民族がお互いの感情や考えを伝えるための文字として使用されてきたのです。 まるで象形文字のような特徴的な24の文字それぞれに意味が込められているのですが、その意味はひとつではなく、組み合わせることによって得られるメッセージにも変化が現れます。 ルーン占いによって得られる言葉は、“真実のみを語る”と言われ、嘘偽りのない言葉を授けてくれるものとして大切にされてきたのです。 ルーン文字ひとつひとつに込められた言葉そのものが魔力を持っているとも言われており、その言葉からたくさんのパワーを受け取ることができるとされています。

ルーンカードの歴史について

ルーン占いは、もともとはカードを使っていたわけではありません。ルーン占いが初めて生まれたときに使われていたのは、ルーン文字を彫り込んだ木片や小枝、そして石などでした。現在でもその名残は残っており、カードではなくルーンストーンを用いた占いを行う占い師も多く存在します。 カードのような紙片ではない分、すべてを一斉にばらまき、落ちた場所や向き、それぞれのルーンの位置関係などによってメッセージを得ることができる、“キャスティング”という占い方ができるのが、小枝や石を使ったルーン占いの特徴になります。 古くは、ルーン占いを屋外で行うことも珍しくなく、風に吹かれている状態でルーンの落ちる場所に影響を受け、大自然の力をそのまま占いに反映させることもあったようです。 ただし、キャスティングは二度と同じ占い結果が出ないという特徴も持ち合わせています。石や木片の落ちた場所や、落ちたときの状況によって細かく診断が変化するからです。それぞれの状況に応じて、メッセージであるか、アドバイスであるか、参考程度にとどめておくものなのかを占い師が判断する必要がありました。 ルーンカードの場合は後述で詳しく説明しますが、“スプレッド”とい占い方を用いるため、知りたいことをとことん追求して占ってもらうことができるようになっています。

ルーンカードの使い方

先ほども紹介したように、ルーンカードではスプレッドという占い方を用いることになります。カードを使うため、その占い方はタロットととてもよく似ています。 一定の形にカードを並べていき、決められた場所にどの文字が置いてあったのかによってその文字からのメッセージを受け取るという占い方です。一般的なカード占いとほとんど同じ方法だといって良いでしょう。 数枚を選び、そのカードに記されているルーン文字の意味がメッセージやアドバイスになるという占い方の他に、“ワンオラクル”という、1枚だけを選び、そのカードに込められたメッセージのみを受け取るという占い方もできます。 このワンオラクルに関してはカードのみならず、木片や石を使ったルーン占いでも用いられてきた占い方でもあります。ちなみに、木片や石を使ったワンオラクルは、“ドローイング”と呼ばれています。裏返しにされているカードから1枚選ぶワンオラクルに対し、ドローイングは袋の中に木片や石を入れ、手探りで1個だけ取り出すという方法です。 ワンオラクルは、一つだけを選ぶので、まるでおみくじのような感覚で占いをすることができます。ルーンカードを自ら使ってみたいという方にも、入門編としておすすめの方法です。 ルーンカードを複数枚使用することで、より詳細にルーンからのメッセージを受け取ることができるとされていますが、言葉の組み合わせ、意味の読み取り方はある程度ルーン占いに慣れた人でなければ解釈が難しいこともあります。

ルーンカードで占えること

恋愛や結婚、仕事、お金、友人との関係や家族との関係など、ルーンカードで占える内容は多岐にわたります。タロットをはじめとしたカード占いで占うことができる内容は、ルーンカードでも占うことが可能だと思って大丈夫です。 ワンポイントで意識すべき点を紹介するなら、“占う内容は自分を主観としたものであること”を意識すると良いということです。自分自身がどうありたいか、どうなっていきたいかが明確であればあるほど、ルーンカードから得られるメッセージ性は強くなります。 つまり、「彼は私のことをどう思っていますか?」とルーンカードに頼るのではなく、「私はこの先彼と恋人関係になりたいと思っているけれど、どうしたらいいですか?」と自身がどうあるべきかを問うのがベストです。 自分が何をしたらいいか、どうしたらいいかを知りたいという気持ちを明確にし、心を十分に落ち着かせたところで、ルーンカードに問いかけてみてください。

“YES”か“NO”かを知るワンオラクル

ルーンカードを使った占いの中で最もシンプルなのが、ワンオラクルスプレッドです。まさに“一問一答”といった感じで、ただ結果だけを知りたい場合や、自分の知りたいことが「YES」「NO」で答えられるようなものであれば、この方法が一番分かりやすいでしょう。 簡単に例を挙げるなら、「今日の恋愛運は?」といったところです。1枚だけカードを選び、そのカードに記されたルーン文字から得られるメッセージを答えとして受け取るというスタイルです。 「YES」「NO」を知りたい場合には、カードが正位置であるか逆位置であるかで判断できます。この場合、位置と共にカードに記されたルーン文字に詳細なアドバイスが込められていますので、文字のチェックも忘れないようにしてください。

結果に備えた対策を知るツーオラクル

「今の仕事が向いていない気がする。転職すべきでしょうか?」……そんな質問に対し、ルーンカードが「NO」とだけ答えてくれたとします。転職すべきではない、と言われたら、「じゃあどうしたらいいの?」と余計に深く悩んでしまうのではないでしょうか。今の仕事を続けていくための対策も知りたいと思いませんか? 結果に備え、対策も知りたいのであれば、ツーオラクルスプレッドがおすすめです。名前の通り、カードを2枚引くのですが、最初に引くカードが“結果”であり、2枚目に引くカードが“結果に対する対策”となります。 予想だにしていなかった答えでも、対策を知ることができれば安心できますね。

問題の解決策を知るのに特化したティール

今、何かしらの問題や悩みを抱えていて、その状況を打破したいと思っているなら、ティールスプレッドが有効です。“ティール”はルーン文字のひとつで、北欧神話の軍神であるテュールが由来となっているため、悩みを“打ち破って前へ進む”ためのメッセージを与えてくれます。 自身の悩みがハッキリしていない場合でも、問題の根底にあるものは何かを教えてくれるだけでなく、なぜこのような問題が起こってしまったのかという原因も教えてくれます。 さらに、今現在自身の邪魔をしているものの存在が何なのか、そして今後どのようにこの問題は進行していくのか、解決策と自身にとってベストな結果に運んでいくにはどうしたらいいのかを示してくれるのです。 解決したい問題があり、その糸口をつかめないまま、悩んでいるのであれば、ティールスプレッドがおすすめです。

過去から現在、そして未来を知るノルンズプレディクション

北欧神話において、時間と、そして人の運命を司るといわれるノルン3姉妹が由来となっているノルンズプレディクションは、過去と現在、そして未来を知ることができます。 現在においては、今自分にできることは何か?という今すべき事についても対策として教えてくれるため、今後の運勢をよりよくするための明確なヴィジョンを得るのに役立ちます。 例えば、好きな人がいて、その相手との恋を成就させたいときには、過去から現在に至る流れと、そして恋を成就させるために今自分ができること、それを実行することで未来がどう変化していくのかを知ることができます。

知りたいことを多角的に捉えることができるファイブ

5枚のルーンカードを十字型に配置するファイブスプレッドは、知りたいことを順序立てて教えてくれる占い方です。カードの枚数は多めではありますが、初心者でもメッセージを読み解きやすいカード配置になっています。 1のカードでは問題の原因を。2のカードでは、その問題が自身に与えているマイナスの影響について。3のカードでは、解決策や助けてくれる人の存在、そしてこの問題そのものから得られるメリットについても教えてくれます。 4のカードは未来における結果や、それまでの過程においてを知らせてくれ、5のカードは知りたいと思っている問題が自身に当てる影響についてを教えてくれるようになっています。様々な観点から知りたい事柄について教えてくれるため、判断に困っている場合にはファイブスプレッドで答えを求めてみても良いでしょう。

過去・現在・未来をより詳細に知りマイナスの状態から救い出してくれるナイングリッド

いじめや嫌がらせをしてくる人間への対策や、恋や仕事のライバルなど、自分にとって悪い影響を及ぼす人への対策を徹底的に探りたいのであれば、ナイングリッドスプレッドが最も有効的だと言えるでしょう。 9枚のカードを正方形に並べるのですが、これは魔除けの魔方陣を表しており、過去・現在・未来を占いながら、自身への悪影響の原因や対策を知ることができ、悪い力から身を守るという意味が込められています。 1から9までのカードの配置はバラバラであるため、自分で占う場合には置く場所を間違えないよう注意しなければなりませんが、正しく占うことができれば、過去における問題発生時の状況や原因、現在における問題の変遷、自身への影響から、将来的にどのようになるのが望ましいか、自らが望む結果を導き出すためにはどのように行動すべきかを知ることができます。 マイナスの状態から自らをプラスの環境へ持って行く方法だけでなく、自身の本心を知りながら相手との良い関係を築いていく方法までも占うことができるのです。

ルーン占いをするときに占い師に伝えると良いこと

ルーン占いには先ほど紹介したとおり、様々な方法があります。そのため、見よう見まねでやってみても、出てきたカードの意味がうまく解釈できなかったり、自分の思うように知りたいことを知ることができなかったりします。 やり方が曖昧なまま、自己流で行うよりは、占い師に任せて自分は自分が知りたいことを明確にさせておくことに集中できたほうが、満足のいく結果が得られることでしょう。

知りたいことは心の中で明確にさせておく

ルーン占いは、問題を解決させるための対策をずばっと教えてくれるというメリットがあります。ですが、自身の知りたいことやこの先どうなりたいか、どうありたいかという明確なヴィジョンがなければ思うようにスッキリした答えを得られないこともあります。 ルーンカード占いのベースにあるのは一問一答。とはいえ、知りたいことをひとつに絞る必要はないのですが、知りたいこと一つ一つをシンプルにさせておきましょう。それが、納得のいく答えを得やすくするためのポイントでもあるのです。

自分の悩みや問題はできるだけ詳細に伝えること

ルーンカードで占いってもらうにあたって、自分が何を知りたいのかを明確にさせておくのはとても大切なことですが、それでもまだ知りたいことがまとまらないというのであれば、占い師に対して自分の悩みや知りたいこと、解決したい問題についてはできるだけ詳細に伝えるようにしましょう。 占い師も、その人の考え方や感情、抱えている悩みや問題に寄り添って占うようにしてくれるため、できるだけ詳細を知ることが正確な占い結果、アドバイスに繋がるのです。

ルーン占いは電話占いでも占える?

もちろん、ルーンカードを使った占いは電話占いでも占ってもらうことができます。まずは電話で占い師に悩みや解決したい問題を打ち明けるところから始まります。 面と向かってでは人に話しづらい相談事も、電話であればすんなり打ち明けられることもありますし、最初のうちは何が本当に知りたいことなのかがまとまっていなくても、ルーンカード占いに長けた占い師は話を聞き、悩みに寄り添う中で、その人が何を知りたいのかを一緒に明確にしていってくれる“寄り添い聞き出す力”にも優れています。 話しているうちにすっと知りたいことが分かり、悩みを解決できることでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?神秘的な印象の強いルーンカードですが、その仕組みは至ってシンプル。そして、シンプルだからこそ本当に知りたいことをポイントをうまく押さえた形で知らせてくれるとても便利で分かりやすい占いでもあるのです。 1世紀から使われてきた歴史ある古い文字に込められた数々の意味。そこから、悩みや抱えている問題を解決するためにルーンカードを用いてみるのも良いのではないでしょうか。