東洋占術とは?
東洋占術について
その名の通り、東洋で誕生した占術のことです。まず占術には大きく分けて、「命術(めいじゅつ)」、「ト術(ぼくじゅつ)」、「相術(そうじゅつ)」の3種類があります。この大きな分類別に、中国占術をご説明します。
命術(めいじゅつ)
生年月日や生まれた時間を用いて、個人の性格や運勢、他人との相性を占うことができる占術です。
ト術(ぼくじゅつ)
偶然に得られた数字などを用いて、これからの事柄や事態の成り行きを占います。
相術(そうじゅつ)
外側から対象を観察し、その人の状態や運勢などを占います。
東洋占術と西洋占術、どっちを選ぶべき?
中国占術と西洋占術、どちらも魅力あふれる占いですのでどっちで占えばいいんだろう?なんて思う方は多いでしょう。 実際にどちらかに優劣をつけることは大変難しいです。中国占術も西洋占術も、古くから現代まで継承されてきた占術ですので、信用性に関してはどちらもあるでしょう。 自分の運命は良いのか悪いのかといったような吉凶をはっきりと知りたいときや、運気はこれからどのように進んでいくのか明確に知りたいという方は中国占術がいいでしょう。 一方で、人の細かい性格分析、傾向をみたいときや、近い将来、どういったことが起こるのかといったことを知りたいのであれば、西洋占術がいいでしょう。 どちらの占術も向き不向きがありますので、自分の占いたい内容にあわせて選び分けるのが良いでしょう。 また将来に関することや、運命や宿命を知りたいといった場合には、両方とも同じくらい有益な情報が得られます。ですので、より正確な鑑定結果を得るために両方占って比較してみる、というのもいいかもしれませんね。 次はご紹介した3つの占術に当てはまる占術について詳しく見ていきましょう。
命術(めいじゅつ)
生年月日や生まれた時間・場所など、その瞬間に定められた不変的要素を使い、運命や宿命を占います。 未来ではどんなチャンスを得られるのか、近い将来どのような困難が待ち受けているかを占うことが可能であり、基本的な性格や能力、時期についてを占うのに適しているもので、相性についても命術で読み解くことが多くあります。
1.四柱推命
東洋占術の代表例である「四柱推命」です。四柱推命といえば、生年月日占いの元祖にもなっている、日本で最も有名な中国発祥の占いです。 この四柱推命は、古代中国から始まった占術ですが、現在でも的中率の高い人気のある占術方法として、占いの王様とも呼ばれるほどです。
2.紫微斗数
中国では「四柱推命」と匹敵するほどの知名度を持つ占術です。西洋でよく使われるホロスコープを用いて星から運勢を視るため、東洋の占星術とよばれています。生年月日を用いて星を読むことで運命を見極めるので、四柱推命と似ています。
3.九星気学
九星気学とは、古代中国から伝わる占術で、宇宙の気を九つに分類したものと、さらに「木」「火」「土」「金」「水」の五元素を組み合わせた占術です。 元々は中国で生まれた占術ですが、厳密にいえば、中国で生まれた「九星術」と、明治時代の日本の易者「園田真次郎」がまとめた「気学」を合わせたものが、現在の九星気学とよばれています。
4.干支占い
干支占いとは、日本では馴染みの深い、干支(十二支)を用いた占いです。日本ではお正月に意識することが多いですよね。 古代中国では干支占いを広い地域にわたり、用いていたという歴史があり、日本でも古くから根付いていました。干支占いで占えることは、個人の性格、パートナーや友人、家族との相性です。 感覚的には血液型占いや星座占いと似ているものであると捉えてもよいでしょう。
ト術(ぼくじゅつ)
3000年ほど前から存在しており、もともとはカメの甲羅を焼き、その亀裂によって占いを行っていたと言われています。 基本的にタロットや数字、ダイスなど、偶然の要素を用いた占いで、あまり変化の起きることのない生まれ持った宿命や才能、または長期的な運勢を占うには不向きです。 しかし、移り変わる人の気持ちや直近の未来・運気を占うのに優れた威力を発揮する占術です。特に3ヶ月~半年先位までが一番適していると言われています。
5.易占い
中国の周の時代に発展した「易占い」という占いの一つです。「易占い」は「易経」という中国の四書五経と呼ばれる聖典の教えを基本とし、その「解釈」と偶然性を持って得られた「数字」をもとに占いをする占術です。 「易経」は人生のすべてや宇宙のすべてを司り、予言する書として生まれたので、内容が大変神秘的です。しかし、それは哲学や倫理を読み解くために現代まで読み継がれていて、現在も盛んに研究が行われています。 そんな易占いだけでも種類豊富で興味深いものとなっています。そんな易占いをもっと詳しく深堀りします。
周易
易経をもとにして、中国の周の時代に完成した占いは「周易(しゅうえき)」と呼ばれま す。 周易は易経の哲学を論理的に書かれた文章をベースにした占いで、占い師が占い結果を善し悪しで伝えて終わりということはなく、その後のアドバイスまで深く伝えるものです。 周易は、その経典の「解釈」と、偶然に得られた「数字」を用いて占いをすることで、相談者への助言や簡単な吉凶も占うことができます。
梅花心易
梅花心易は易占いの中では一番新しく作られた易占いです。しかし、それでも約700年前にできたものです。この名前の由来は、「梅の花を見、心から易を立てる」という意味があります。 具体的な占いの方法は、心の中で自分が何を占いたいかを思い浮かべ、その時にパッと目についた身の回りのものの数や、自分に関係するあらゆる数字を決め、その数字が示す自分に対するアドバイスを得るというものです。
イーチンタロット
タロットと名がついているので、西洋占術を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。 しかしイーチンタロットは立派な易占いのひとつです!タロットカードが世界中に広まるなかで、本場中国では様々な人に親しまれていた易占いの文化と、西洋で発展したカードを融合させた占術がイーチンタロットです。
相術(そうじゅつ)
顔相や手相といった物の形やそこに現れているものを見て、その人への影響や現状、運命がどういうものかを見る占いです。 形をもとにした占いのため、家なら模様替え、顔なら化粧といったように、相を変えることで自ら良い運気へと導いていけるのが特徴です。命術・卜術と比べ普段の生活に取り込みやすく、開運の手法としてよく用いられています。
6.風水
はるか昔の中国から伝わってきた開運のための環境学です。環境学と言うと難しく聞こえますが、「環境ひとつで、運は良くも悪くもなる!」というのが基本的な考え方です。風水でいう環境とは身近にある衣食住すべてを指しています。
7.手相
今ではとても有名でお手軽な占術となったこの手相占いも、発祥は中国から!電話占いでは鑑定が難しいところが少し残念ですね。
東洋占術で占いをするときに占い師に伝えると良いこと
大きく分けると3種類ですが、その中には様々な占いの種類が多く存在しています。まずはご自分が占いたいことに適した占いはどれかを見極めておきましょう。 短期的なものか長期的なものか、運命や宿命など変えることが難しいものか、運気など変化をもたらすことができるものかなど、ご自身の不安や悩み、抱えている問題などによって大きく変わってきますので、じっくり考えてみてください。 占術が決まればあとは占っていただくだけです。では、東洋占術を使った占いをしてもらう際には、占い師にどのような質問や要望を伝えるとより良い占いが受けられるのでしょうか?
まだ知らない自分のこと
東洋占術の命術は、基本的な性格や能力を占うのに適しています。自分はどんな職に向いているのだろう?得意なことは何なのか、今は何をすべきであるのか…など迷っている方にぴったりの占術です。
人間関係や周りの人との相性
恋人や配偶者との相性を占ったり、片思いの相手がいたりするとき、結婚を迷っているときにも東洋占術は役に立ちます。 また恋人はもちろんのこと、家族や同僚、友人との相性も占うことができ、人付き合いを円滑にするためのヒントを得ることができます。
今後の運勢や今の運気の流れ
個人の日々の「運勢の流れ」を知ることもできます。東洋占術で最適な日を占うことによって、行動する際の不安を減らすことができ、安心して行動に移せます。また相性占いと合わせて、いつ告白すればいいのか占えば、かなり効果的かもしれませんね。
開運についてのアドバイスももらいましょう
家相や風水など、家具や色使いなどで運気の流れを変えられる・開運につながるということもあります。自分のどの運気をどのように変えていきたいかをしっかりと伝えることで、自分で開運できる方法も教えてもらいましょう。
東洋占術は電話占いでも占える?
一部顔相や手相など相術によっては難しいものもありますが、電話で占い師と直接コミュニケーションが取れるため、全く出来ないということはありません。 ほとんどは数字や生年月日を用いたものであるため、東洋占術は電話占いでも占っていただくことが可能です! 東洋占術に強い占い師も電話占いに多数在籍していますので、性格や相性、運勢などをじっくり占ってもらうだけでなく、適切なアドバイスも受けられるのでおすすめですよ!
まとめ
東洋占術の魅力を十分にお伝えできましたでしょうか?西洋占術も大変魅力的なのですが、東洋占術は日本人の波長にも合うといわれており、摩訶不思議な占術が多いのが面白いですよね。 『みんなの電話占い』には、東洋占術に強い占い師が多く在籍しています。自分の特性を知りたいときから恋愛のお悩みまでぜひお気軽にご相談くださいね。