言霊数霊術とは?
言霊数霊術の意味
皆さんは「言霊」について、ご存知でしょうか。「口に出した言葉は現実になる」そんなイメージの単語として、一度は耳にしたことがあるだろうと思います。 では「数霊」については、如何でしょうか。恐らくは、ほとんどの方が初めて目にする言葉なのではないかと思います。 「数霊」とは、性質としては「言霊」とほとんど同じものです。「言霊」が言葉一語一語に宿る力であるのと同様に、「数霊」は数字一字一字に宿る力を意味します。 「数霊術」とは、この数字に宿る力、「数霊」を活用した占術です。しかし「数霊」自体、まだかなり新しい部類の概念であり、10年前後の歴史しかない新興占術であります。タロットや霊視といったメジャーな占術と比べると、どうしても知名度や安定感の面で見劣りしてしまうこともあるでしょう。一方で、占いに新しさを求める方にはぴったりの占術だろうと思います。
数霊術と数秘術
皆さんは数霊術と数秘術の違いが分かりますか?これら二つの占術は、文字列が似ているためによく混同されて用いられます。しかし、内容としては全く別の占術です。まずはこの二術の比較を通じて、数霊術を見ていきましょう。
数霊術とは
先にも記しましたが、数霊術は言霊が数霊に変換できることを利用した、文字に宿る力を利用して行う占いです。姓名判断や風水など、これまでは言葉の力のみで行っていた占いに対し、数字を経由することで新たな視点からの占いを可能とした占術です。
数秘術とは
数秘術は西洋占星術や易学と並ぶような、長い歴史のある占術の一つです。生年月日や名前などから数字を取り出し、特定の計算式にて運勢や宿命を占う占術です。ピタゴラスやプラトンで有名な16世紀、数学の発展と共に数秘術は成熟しました。今では西洋占星術やタロット等と組み合わせて使われる、かなり人気のある占術です。 このように数霊術と数秘術は、成り立ちも歴史も全く異なる占術なのです。次は数霊術の成り立ちについて、ご紹介します。
言霊数霊術の成り立ち
数霊の概念について根源は諸説ありますが、研究として着手したのは深田剛史という方が初めてであると言われています。数霊という言葉は、2003年に出版した著書、『数霊』に用いられています。数霊術は数に吉凶はないという考えを基底とし、他の数系占術では頻繁に用いられる「凶数」の存在を認めない占術として展開されました。 また数の解釈を一意に固定せず、解釈の広がりを当初から認めているのも特徴です。占者それぞれの直観を尊重し、数霊の活用方法自体も、各々の選択に任せました。
「太占数霊」-日本伝承実践鳳凰之会
多様性を認めた数霊術は、今では様々な形に形を変えて用いられています。ここではその一部を紹介します。 こちらの数霊術には、解析統計学の知識が活用されています。例えば、人々が互いに感じる気の合う/合わないについて、こちらでは関数グラフを用いて相性を推察・推定しているようです。このような歴史や起源にとらわれない、新しい視点を取り込んでいこうという姿勢は、新興占術ならではの面白さなのではないでしょうか。
「電話占い」における「言霊数霊術」
今回紹介した「数霊術」ですが、弊社「みん電占い」においても数霊を用いた占術を得意とする占い師が在籍しております。新興占術だけに、この占いができる占い師はまだ多くありませんがその点は少数精鋭の姿勢にて、ご要望にお応えしていくことができるかと思います。 占術師各々に委ねる領域が大きい数霊術の性質通り、占い師ごとに異なった視点からの数霊分析、そしてそこから多様な視点からのリーディングやアドバイスが受けられるでしょう。目新しい占いが大好きな方へ、是非自信をもってオススメできるジャンルであるかと思います。 また数霊術をより一層楽しむためのコツとして、何点かのアドバイスをご紹介します。
数字や数式のメモ!自分でも再計算してみる
数霊術は占いそのものに対する魅力だけでなく、占い師による解釈や数式の多様性も魅力の一つです。 もし数字に抵抗がなければ、占い師が提示した数字や数式を手元に書きとめ、ご自身でも計算を試してみてください。また余裕があれば、是非複数の占い師による鑑定を比べてみてください。 数霊に対する占い師特有のアプローチや数霊の解釈など、占い師ごとの個性の表れを手元で感じることができるでしょう。
数式の再構成と再解釈(※かなりハイレベル)
数霊術は、多様性を容認する占術です。この領域では占い師による鑑定結果だけでなく、貴方自身による計算や解釈もまた容認されます。 【1+2×3-4=3】 【1×2+3-4=1】 【1-2×3+4=-1】 こんな単純な計算ですら、数式を少し弄るだけで、答えは大きく変化するものです。最初に与えられた数霊を用いて自分の未来を自分なりに推定、時によっては占い師と協議し合うのも面白い試みになるのではないでしょうか。
まとめ
今回は数霊と数霊術の解説を中心に、電話占いを通じた数霊術の楽しみ方をお伝えしました。 解説は数霊術と数秘術を区別して行いましたが、時によっては数霊を数秘術的な方法で利用してみるのも良いかと思われます。数霊術は人それぞれに活用されるため、数霊は無限大の可能性を秘めていると言えるでしょう。是非、貴方が思う最高の方法を発案、活用してみてください。