周易

周易とは?

易占いの意味

周易は、中国の周の時代に発展した「易占い」という占いの一つです。「易占い」は「易経」という中国の四書五経と呼ばれる聖典の教えを基本としています。その経典の「解釈」と、偶然に得られた「数字」を用いて占いをすることで、相談者への助言や簡単な吉凶も占うことができます。 そして、中国の周の時代(紀元前約700年)に生まれた、易占いの中でも一番古く占いの基礎となったのが「周易」なのです。現在でも易占いの中では周易が一般的となっています。 周易は未来のことを占い、どうしていくべきかを占うのに適している占いと言え、その的中率はもちろん占い師の技量に依存しますが、他の占いよりも比較的高いと言われています。また、自分の人生に関する詳しいアドバイスがもらえることも周易の長所と言えるでしょう。

易占いの基本理念

では、周易の基礎となる「易経」にはどんなことが書かれているのでしょうか。 「易経」は人生の森羅万象や宇宙のすべてを予言する占いの書として生まれました。そのため、内容が大変神秘的で、初見ではなかなか理解できないかもしれません。しかし、易経は哲学や倫理を読み解くためにも現代まで読み継がれています。 その教えは、「易」という語が「変化」を意味する語であることと、占いというもの自体が過去・現在・未来へと変わっていくものをとらえようとするものであることから、諸行無常の考えを基本としたものであると言われることが多いです。 そうした中で易経の解釈を追究する「易学」という学問も生まれました。現在でも解釈が定まっていない文章も多く、答えを出すことの難しさや多様な捉え方ができる神秘性から、易学は現代まで奥深い学問として尊ばれています。 易占いは「易経」という経典と、偶然得られた数字をもとに占いを行います。では、なぜ偶然得られた数字を用いるのでしょうか。その理由は、そもそも易占いの基本的な思想が「偶然の中に必然を見つける」ことだからです。 易占いは「卦(か)」といういくつかの方法で偶然得られる数字をもとに、その数字が示す意味を解釈し伝えるものです。この数字の選び方は後ほどご紹介します。 しかし、偶然得られた数字が相談者の未来を示すなどと言われても、説得力に欠けなかなか納得できないかもしれません。 そこで、その根拠を支える考えとして「共時性」(シンクロニシティ)という考えがあります。「共時性」とは「ある心の状態が、その時の主体の状態に意味深く対応するように見える外的事象と同時的に生起すること」です。つまり、誰かのある時の心の状態がその人の身の回りに働きかけ、何かしらの意味を持った事象を起こすということです。 周囲の事象が自分の精神状態とシンクロしているのならば、その事象の原因や成り行きを読み解くことができれば未来をも占うことができるという考え方です。その手段として数字を用いて関連性を探るのです。 「共時性」は19~20世紀のスイスの哲学者であるユングが考え出した概念ですが、紀元前の中国からこの考え方があったと考えると、時代や国を超えて共通する哲学の奥深さが感じられますね。

周易のやり方

周易の考え方や歴史が分かったところで、周易に必要な道具や簡単な手順をご紹介します。 占い師に占ってもらう時に自分で少しでも過程を理解しておくと面白いので、少し頭にいれてみてください!

道具

筮竹…50本の細長い竹の棒。細い方を基、太い方を末と言います。 筮筒…筮竹を立てておくための筒。素材は何でも大丈夫ですが、丈夫なものにしましょう。 算木… 得られた卦(数字)を机上に表現するための四面の六本の木片です。陽爻と陰爻が二面ずつあります。この木片を展開させていくことで、様々な角度から卦を観ていくことができます。

手順

1、占うことを明確に決める 周易は「笑って問えば笑って答える」と言われており、軽い気持ちで質問してしまっては正確な鑑定結果が得られないと言われています。質問を絞れば絞るほど明確に正しい答えが返ってくるはずです。 2、筮竹を使って、卦を立てます。 一本だけ筮竹を抜き、筮筒に立てます。50本用意された筮竹から、1本だけを抜き取り、筮筒(ぜいとう)と呼ばれる筒に立てます。残った49本の筮竹を、感覚で2つに分けます。 右手の地の方は机上に置き、その中から一本のみを取り出し、左手の小指に挟みます。左手に持った筮竹の束から、8本ずつ数えていき、小指に挟んだ一本も含めて、残りの数が8本以内になるまで数え続けます。 8本ずつ数えて、余りの本数を一つの卦とします。その本数が意味するのは以下の通りです。 1本=天 2本=沢 3本=火 4本=雷 5本=風 6本=水 7本=山 8本=地 次に、この作業を最初から繰り返して行います。二度行うことで、一つの数字が完成します。8×8で64パターンあり、六十四卦と言います。(5と3、1と8など) 次にこの作業を6本ずつ数えるやり方で、もう一度行います。そのあまりの数字をそれぞれ以下のように呼びます。 1本…初爻 2本…二爻 3本…三爻 4本…四爻 5本…五爻 6本…上爻 この数字の組み合わせの意味を重ね合わせることで、鑑定結果を出していきます。

その他の易占い

易占いには、今まで紹介してきた周易の他にいくつかの種類があります。

断易

断易も周易の六十四卦を用いて占いますが、周易とは全く違った易であると言えます。 断易では、問題の成り行きが良いか悪いかを占いたいときに行うとよいと言われています。手順や技術は周易より複雑になります。また、初級の段階では五行易と言い、それを極めたものを断易と言います。 この断易のレベルまで成熟した占いを生年月日を使い応用したものが、四柱推命だと言われています。現在では四柱推命の方が有名かもしれませんが、もとはこの断易だと言われています。

梅花心易

卦(数字)を身の回りのものや、自分に関係するあるゆることから得る易占いです。例えば、「部屋にある椅子の数」や「その日、話した人の人数」など何でも数字を決めることができます。インターネットでも簡単に調べてできるみたいなので、ぜひ試してみてください。

周易は電話占いでも占える?

周易は電話占いでも占うことがもちろん可能です。

占い師がよく分からない棒をジャラジャラと鳴らして並べたりしていたのにはこのような考え方、意味があったのです。 易占いは中国に古くから伝わる占いで、全ての占いの代表格と言っても過言ではないでしょう。意味が分かれば、占い師の方とより深い鑑定の話やアドバイスの理解ができるかもしれませんね。

みん電占いには、易占いに関して豊富な実績と経験を持つ占い師が多く在籍しております。電話占いは対面ではないために、面と向かって話しにくい悩みを本音で相談することができます。 今回で学んだ知識を活かしながらより詳しいアドバイスを電話占いで受けてみてください。きっと自分の悩みに対して前向きな行動ができるようになるでしょう。