それは「愛がない」のではなく、ただ「心を閉ざしている」のだと知ってください。「愛」は生きとし生けるもの全ての心の中に必ず存在するエネルギーです。ただ、愛を実感するには「自ら心を開く」ことが鍵となります。このことが分かっていないと、いつまでも孤独感に悩まされ続ける羽目になります。
2019年12月22日
せっかく人間として生まれてきたのに、傷つくことを恐れて何も・誰も愛さない。そんな人生を続けていると、人は自分が何のために生きているのかわからなくなっていくのですね。「私には愛がない」と思うと、だんだん人は自暴自棄になっていきます。でも実際には、愛がないのではないのです。
2019年12月22日
「どうせ私には、好きな男性に好きになってもらうほどの魅力なんてないんだから、好きだと言ってくれる人と付き合う」という考えは、その時は良くても時間が経つにつれて虚しさと物足りなさを生んでいきます。なぜなら、人間は愛されたいけどそれ以上に何かを・誰かを愛したい生き物だからです。
2019年12月22日
それは「こんな私のことを好きだと言ってくれる人がこの世にいるなんて」という感激です。劣等感が強いと「私もこの人のことを嫌いじゃないし、こんな私と付き合ってくれる人なんて今後二度と現れないかも…」という思いから「嫌いではないけど大好きでもない」相手と結婚してしまう事もあるでしょう。
2019年12月08日
資本主義経済の中で教育されてきた私たちは、自分の存在すら「価値があるか、ないか」で考えてしまうのです。まるで商品を見るように自分自身を見て、「私は〇〇じゃないから価値がない」とジャッジします。だから自分のことを好きだと言う人が現れると素直に信じられないし、同時に感動もするのです。
2019年12月08日
この二つの気持ちの根底にあるのは「認めてもらう」という受け身な発想なのです。自分が認める、のではないのです。そうですよね、私たちはずっと「認めてもらう」人生を送ってきました。受験や就職などの選抜試験、コンクールなどの大会。自分の価値を認めてもらわなければ道が開けなかったからです。
2019年12月04日
「自分は人より優れている」という思いと「自分は人より劣っている」という思いが同じコインの表と裏だなんて、ちょっと信じられないかもしれませんね(笑)けれど、この二つは本当に分けられません。私は彼の一番よ!と胸を張る気持ちと、私は彼にとって大した存在じゃないんだ…と落ち込む気持ち。
2019年12月04日
一方、劣等コンプレックスは「みんなと比べて私は〇〇が非常に劣っている」と感じることです。この優越コンプレックスと劣等コンプレックス。つまり優越感と劣等感は、実は表裏一体のものです。そして、この現代の競争社会に生きていれば、ほぼ全員が経験するであろう感情です。
2019年12月04日
ちなみに優越コンプレックスの人はマウンティング(私のほうが上よ!と示す行為)せずにはいられないので、周囲から叩かれることもしばしばですが、一方で防御のために必要以上に「良い人」としてアピールをしがちなので、人付き合いでは大変にエネルギーを消耗してしまいます。
2019年12月04日
競争が激しい集団の中で「頑張って常に上を目指しなさい」というふうに親や教師から育てられると、その人は大人になっても長く優越コンプレックスと劣等コンプレックスに悩まされるようになります。優越コンプレックスというのは、自分が人よりも優れていると誇示しないではいられない強迫観念です。
2019年12月04日
劣等感は「人と比べて、劣っている私」という感覚のこと。実は劣等感は誰もが心の中に持っているものなんですね。私たちは幼稚園・小学・中学・高校・大学そして就職しても、常に他人と比較されて成績を付けられる人生を送ってきました。優秀な子、出来ない子、真面目、不良、目立つ子、目立たない子。
2019年12月04日
その劣等感はこんなふうに言うでしょう:私を好きになってくれる人なんてどうせいない。こんな醜い自分が愛されるわけがない。だって、今まで誰にも愛されなかった。きっとこの人も何かの気の迷いで私と付き合っているんだ。だから本当の私を知ったら、この人の気持ちは冷めてしまうにきまってる…。
2019年11月29日
もし本当にお相手がそんな方なら、もとより女性と長くは付き合っていけない人です。安定した関係を諦めたほうが賢明ですが、問題は女性側が「きっとそうだ。そうに決まっている」と思い込んでしまっている場合。この問題の根底には「こんな私なんか…」という根深い劣等感があるのです。
2019年11月29日
対処法はただひとつ。そんなに気にしないで、思ったことをストレートに彼に伝えればいいのです。彼に遠慮しないこと。いやいや、本音を言ったら彼、絶対気を悪くするでしょ??そして他の子に行っちゃうでしょ??…いやいや(笑)…あなたの彼は、本音を言っただけで彼女を捨てるような人なのですか?
2019年11月29日
せっかく両想いになった彼。もし気を悪くして、嫌われちゃったらどうしよう。捨てられちゃったらどうしよう。…そんな不安が渦巻いて彼に本音を言えません。そして彼は何も言われないので「了解したんだ」と思っています。女性が胸の内で葛藤している間にも、二人の心はどんどんすれ違っていくのです。
2019年11月29日
彼に分かって欲しいのに、なぜ気持ちを抑え込んでしまうのでしょうか?女性と違って察するのが苦手な男性に対しては、言葉に出さなければ伝わらないことが山ほどあります。でも多くの女性は感情を率直に表現するのが苦手です。彼にこんなこと言ったら気を悪くするかな…と思い、躊躇してしまうのですね
2019年11月29日
ある意味女性の「噴火」は、相手の真剣度を計測するバロメーターのようなものです。これではっきりとお相手が「誠実なのか、それともあてに出来ないのか」が分かります。二人の関係を一瞬で破壊する「大噴火」を恐れる女性もいますが、それはそれだけ我慢と無理を重ねているということです。
2019年11月25日
彼女の「噴火」に「逆噴火」で返してくる男性もいます。残念ながらその人は自分のことで頭がいっぱいで彼女を思いやる心の余裕がない人です。また、噴火の勢いに恐れおののいて逃げ出してしまう男性もいます。事なかれ主義、自分だけが可愛い、幼稚な男性に多くみられる行動です。
2019年11月25日
そしてある日ささいなことで、心の中に溜め続けていた彼への不満が一気に大爆発します。それはさながら桜島の噴火のよう(;^_^A…ここで、本当に彼女を大切に考えてくれている彼なら間違いなく「噴火」に付き合ってくれます。ビビりながらも噴火と向き合い、沈静化に努めてくれるでしょう。
2019年11月25日
しかし男性側から見ると…ご存じのように男性は心理学者でもエスパーでもありませんので…女性の怒りや抑圧に気づくことなく表面だけを見て「あ、OKなんだ!これでいいんだ」と納得してしまいます。物分かりの良い顔を彼に見せることで、女性の心には消化されないモヤモヤが蓄積されていくのです。
2019年11月25日