恋愛は気を付けないとババ抜きのような間柄になってしまいます。つまり一方だけが得して残りが損するような関係です。得する方は癒されて満足できますが、損する方は嫌な気を一身に受けるばかりで発散のしようがありません。そんな関係が長く続くと損している方は最悪の場合、心身を壊してしまいます。
2015年11月10日
人生上の問題で辛い時は逃げたり悩んだりせず、開き直るのも有効な解決法です。戦うことを選択すれば逆境を利用することも不可能ではありません。悩みを闘志に変えるためには、自分の弱さを自覚した上で、戦いを楽しもうという位のしたたかさを身につけることです。自分の人生の主導権を握りましょう。
2015年11月09日
楽天家とはなんでもポジティブに考える人のことではありません。それは能天気です。現在がどんなに辛くても結末はハッピーエンドになると信じている人が本当の楽天家です。人生は終わる時に結論が出ます。その時ハッピーだと感じられれば人生全体がハッピーになります。終わりよければすべてよしです。
2015年11月08日
人はアナログです。デジタルではありません。だから電気のスイッチをオンオフするように心を簡単に切り替えることはできません。少しずつ変わっていくのが自然な姿です。表面上は変わらないように見えても内部では着実に変化していきます。そしてある時突然「もういいや!」となって変身できるのです。
2015年11月07日
仕事でも恋愛でも信頼を築くのには時間がかかります。着実に一歩一歩進んでいかなければ信頼という目標に到達できません。信頼は自分の立ち位置、あるいは居場所となります。信頼は自信へとつながりそこから運が開けます。そして一度築くと、例え対象が変わってもその自信は消え去ることはありません。
2015年11月06日
心を痛めたことのある人ほど人の痛みも分かると言います。しかしそれは一般論に過ぎません。なかには自分の痛みにばかり目を向けていて、人の痛みまで気が回らない人もいます。あるいは分かったふりをしていても、それは言葉だけで行動が伴わない人がいます。前者は幼稚なだけ、後者は我儘なだけです。
2015年11月05日
恋愛における失敗の多くは、「相手の痛みに鈍感であるがゆえに同じ過ちを繰り返す」という形で始まります。相手が痛みをこらえているうちに分かってあげるのが一番ですが、痛いと表現された時はそれを真摯に受け止めて改善する方法を見つけましょう。もちろん自分の痛みを上手に伝える努力も忘れずに。
2015年11月04日
仕事とは「自分がしたいことではなく、相手が自分にしてほしいこと」です。したいことと要求されることが一致する人は幸運です。同じように恋愛は「自分が愛したいように愛することではなく、相手が自分にどうやって愛してほしいかということ」です。恋愛は仕事より需要と供給のすり合わせが複雑です。
2015年11月03日
我慢には二種類あります。目的達成のために納得できる我慢は矛盾のない我慢です。納得できない我慢は矛盾のある我慢です。特に相手のために自分の未来を押し殺すような我慢は決して自分のためになりません。それどころか相手のためにもなりません。自分の心にうそをついて我慢しても矛盾は消せません。
2015年11月02日
言った人に悪意がなかったとしても、ネガティブな言葉はそれだけで人のエネルギーを奪います。それだけならまだしも、言った人の運気も確実に下げてしまいます。逆にポジティブな言葉は人にエネルギーを与えて、言った人の運気を上げてくれます。ネガティブな言葉にはポジティブな言葉で返しましょう。
2015年11月01日
消費と投資は違います。それはお金だけではなく愛情についても同じことです。お金も愛情も消費するだけだと、一時の快楽は得られますがいつか消えてなくなります。逆に、お金や愛情を使う場合でもそれが何かを産み出すためなら投資になります。一方的な愛情で見返りを期待するのはギャンブル以下です。
2015年10月31日
偽りの優しさと分かっていてもすがりたい時があります。それは緊急避難ですからすがっても良いのです。しかし偽りは本物ではありません。偽りの優しさには限界があります。それを忘れると前よりつらくなってしまいます。偽りにすがる自分を客観視しておけば偽りの優しさの終わりも見えやすくなります。
2015年10月30日
人生はプラスマイナスゼロだと言われます。それを信じるなら、全部がプラスの人も全部がマイナスの人もいません。だからあなたの今がマイナスだったら、それはこれからプラスになる可能性を秘めているということであり、今がプラスだったらマイナスに備えておかなければならないということになります。
2015年10月29日
時間が経てば経つほどパートナーとの溝が広がって修復できないでいたとしたら、それは二人の心が自然な状態に帰っているということです。いたずらに悲しむべきことでもありません。無理して、あるいは勘違いして寄り添っていただけのことなのです。逆に本来の自分たちを発見できたことを喜ぶべきです。
2015年10月28日
自分の気持ちが変わって過去を捨てたくなったら、それは運気が変わる合図です。気の迷いの可能性もありますが、多くの場合は正しい変化の時期が来たことを暗示しています。ただし過去を少しでも引きずると新しい自分を見つけられません。切る時は思い切って切るべきです。まずコップを空にしましょう。
2015年10月27日
相手を傷つけると分かってやる人より、相手を傷つけると分かっていない無知の人の方が罪は重いと言われます。分かってやっているということは心を入れ替えて改善する可能性があるのです。しかし分からずにやっている人は、いつまでもそれをやり続けることになります。誰か止めてやれよということです。
2015年10月26日
我慢していれば嵐が過ぎ去るというものでもありません。いつまでもやまない嵐もあります。そんな時はその場から去るしかありません。去れない事情がある場合は戦いましょう。ただし中途半端な勝利も敗北もないと覚悟を決めてください。戦いには必ず勝ってください。相手にとどめを刺すのも人助けです。
2015年10月25日
外見と中身の違う人もいれば、外見通りの中身の人もいます。恋愛はほとんど外見から始まりますが、中身が分かるにつれて醒めるか熱くなるかに別れます。お互いが同時に醒めたり熱くなったりすれば良いのですが、どちらか一方が覚めて残りが熱いままだとやっかいです。早めに中身を見せておきましょう。
2015年10月24日
よく言われるように、二人の関係に大きな影響を与えるのはお互いの親の存在です。だから相手の親をよく観察しろと言われるのです。しかしもっとも観察しなければならないのは、相手と親との関係です。親し過ぎも仲が悪過ぎも問題です。過干渉は相手の未熟さを、放任は相手の複雑さを助長するからです。
2015年10月23日
人生、いくつになっても何が起こるか分からない。精神の無意識の部分でそう思っておかきましょう。心の底で何かを期待する気持ちを忘れてしまうと、思わぬ事態にあたふたして正しい反応が取れません。特に恋愛というイベントはやっかいです。それはある日突然やってきます。心して備えておきましょう。
2015年10月22日