対人関係の恐れは慣れで克服できます。しかし恐れることは大事な自己防衛本能です。なくなれば良いというわけではありません。大切なのは恐れを感じても必要以上に恐れずに、危険を感知した時上手に避ける方法を見つければ良いのです。恐れと上手に付き合えると人付き合いもうまくいくようになります。
2018年05月01日
過去を変えることはできませんが、過去を捨てることはできます。それは未来志向で生きるということです。あの時ああすれば良かったと思うのは過去に縛られている証拠です。地縛霊ならぬ過去縛霊です。反省材料にはしても絶望の燃料にしてはいけません。人生はいつだってリニューアルオープンできます。
2018年04月30日
苦手なものから遠ざかろうとすると、それはますます苦手なものになっていきます。たとえば過去の挫折は思い出したくもないのが普通です。しかし忘れたつもりでも魂の奥底では覚えていて、目の前の現実に何らかの悪影響を及ぼします。そんな時は原点に戻って苦手なものと徹底的に向き合ってみましょう。
2018年04月29日
何をやってもうまくいかないという人は、自分が何か特定のクセを持っているのかもしれません。たとえば我慢し過ぎるとか、コミュニケーションが不得手だとか、あるいは一人でなんでもかかえこんでしまうといったクセです。クセは自覚するのが難しいので、親しい友人などの意見を聞いて是正しましょう。
2018年04月28日
社会に出ていない人は金魚鉢の中で泳いでいる状態です。ガラスの向こう側は広い海ですが、そこは鉢の中と違って海水です。いきなり出るのは危険です。やはり河をゆっくり下りながら、少しずつ塩水に慣れていくしかありません。また社会に出ている人は、時々は純粋な真水のような心を思い出しましょう。
2018年04月27日
カップルがすれ違う一因に、お互いが相手を見ないで自分の傷だけを見つめ始めるケースがあります。その多くは些細なことがきっかけです。たとえば相手がしてくれたことが気に入らなかったというケースです。でもそれは自分で自分はこうだと価値観を決めつけていることから生じる勘違いかもしれません。
2018年04月26日
人は新しい状況に出会った時、過去の体験に基づいて判断しようとします。しかし限られた体験では理解し切れないのが恋愛です。そんな時は見かけや条件などの「具体的で細かい視点」だけに意識を奪われないようにして、「客観的な視点」も横に並べておきましょう。二つの視点が本質を理解する近道です。
2018年04月25日
趣味がないという人がいますが、それはプライベートがよほど充実しているか空っぽのどちらかです。趣味を持つ理由がないほどプライベートが充実しているなら幸福ですが、人生を楽しむ余裕がないなら不幸です。仕事や家事だけで人生を満たすことはできないし、ヒマつぶしでする恋愛も心を満たせません。
2018年04月24日
恋愛は好意という球を投げ合うキャッチボールです。最も取りやすい球はストレートです。いきなり変化球を投げられても相手がうまく受け取れるとは限りません。できるだけ取りやすい球を投げ合いましょう。ただし相手がいつも投げ返してくるとは限りません。また強制的に投げ返させることもできません。
2018年04月23日
相手に嫌われたくないからと言って最初から遠慮している恋愛はうまくいくはずがありません。いつかは話さなければならないことや、いつまでも我慢できないことは最初から正直に伝えて相手に向き合ってもらいましょう。それをせずに自分が我慢できなくなってから怒ったり文句を言うのはルール違反です。
2018年04月22日
相手のことを思って行動しようとしても、受け入れてくれないことがあります。そんな時は無理強いせずに見守るしかありません。あるいは成り行きにゆだねるのも愛情表現の一つです。少なくとも受け入れられない無力感に打ちのめされたり、自己否定などしないでおきましょう。いつか理解してもらえます。
2018年04月21日
本音が言える相手はなかなかいないものです。と言うより、本音を話すことによって相手に迷惑をかけるのではないかという恐れの方が先行する場合が多いのかもしれません。しかしそれを乗り越えて本音を話すということは、相手を信頼して甘えるという行為にほかなりません。時にはそんな自分も必要です。
2018年04月20日
人はお金で動きますが、情や心で動くこともあります。もちろんずっとどちらか一方だけで動いても構いません。良識的な社会人としては両者をうまく使い分けながら生きていく方が平穏無事です。時々両者を区別できなくなるケースもあるので厄介ですが、できるだけ冷静に使い分けることを心がけましょう。
2018年04月19日
人付き合いを負担に思う人は二種類です。まず基本的な人間嫌いの人。次が気を遣い過ぎる人です。どちらにせよ人に合わせ過ぎて疲れているのです。その根底には、等身大の自分を忘れてどこかでキャラを演じながら他人と接している姿が浮かび上がります。素のままの自分で生きてみると気が楽になります。
2018年04月18日
良く知られているように男性も女性性を持ち女性も男性性を持っています。女性性は感情的な面に現れ男性性は理性的な面に現れます。それは優しさや強さの基準です。男女にこだわらず自分はどちらが強いかを確認し、パートナーには反対の性が強い人を選んでみましょう。それがうまくいく組み合わせです。
2018年04月17日
「自分がして欲しいことをしてくれた人の優しさ」にはすぐに気付きます。そして大いに感謝できます。しかし「自分がしないで欲しいことをしないでいてくれる人の優しさ」にはなかなか気付きません。裏切りや陰口や嫉妬などをぶつけてこないだけでも、その人はあなたの味方で十分優しい人だと言えます。
2018年04月16日
答えを知らない問題は解けませんが、選択問題ならあてずっぽうでも答えを選ぶことはできます。相手の意思が分からない上に明確な答えを期待できない時はこの方法が使えます。「何が食べたい?」より「ハンバーグと野菜炒めとどっちが食べたい?」とか「いつ会える?」より「会いに行っていい?」です。
2018年04月15日
人の目をちゃんと見て話せない人には注意しろと言います。それはまっすぐなつながりを無意識に避けようとしているボディーランゲージです。正直な人は相手の目をまっすぐに見ることができます。一番純粋なのは赤ちゃんです。疲れたら赤ちゃんの目をのぞかせてもらいましょう。きっと元気がもらえます。
2018年04月14日
どんなに仲の良いカップルでもケンカはします。仲が良いからケンカしないのではなく、ちゃんと向かい合っていないからケンカをしないのかもしれません。カップルのケンカは妥協点を一緒に探すためのケンカです。お互いに言いたいことを言っても最後は相手を尊重して受け入れなければしこりを残します。
2018年04月13日
女性の腕の見せ所は自分が頑張るのではなく、男性をいかに頑張らせるかです。趣味でも仕事でも、男性のモチベーションは女性の応援次第です。ましてその女性に自分が好意を持っている場合はなおさらです。不思議なことにその回路は逆転します。つまり自分をうまくのせてくれる女性に好意を持つのです。
2018年04月12日