私たちは喜怒哀楽という感情が揺れ動いた時、その感情に真正面から向き合って深く掘り下げてしまいがちです。その結果神経が疲労して爆発してしまいます。それで解決できれば良いのですが、できない場合は斜めから見たり遠くから見たり、あるいは視野を広げるなどの工夫をした方が良い結果になります。
2018年10月08日
人は変化します。片方が変化したらパートナーも影響されて変化するのが理想的な流れです。特に生長した時は相手も成長しなければなりません。パートナーとのズレはすぐ修正すれば先々大きな溝となることはありませんが、片方の変化が急すぎる時は合わせられないので危険です。慣れは観察力を奪います。
2018年10月07日
自分の心を隠すのがうまい人ほど他人との親密な関係を結びにくくなります。親しそうにしていても、それは建前の顔ですから相手にそれが伝わってしまい、その結果いつの間にか隙間風が吹き始めます。心を隠すべき相手と隠さなくてよい相手を選ぶことを覚えなければ、人付き合いはおかしくなる一方です。
2018年10月06日
人を喜ばせるような生き方ばかりしていると、自分はちっとも楽しくないことにがまんできなくなります。そんな演技者のような生活を続けているといつか相手に向けて爆発するか自分の心を壊します。時々は自分の素顔を見せてもよいのです。また自分が楽しいと感じられる避難場所を見つけておきましょう。
2018年10月05日
人は未知のことに恐れを抱きます。安心したいために納得できる答えを出そうとします。しかしそれは自分だけの理屈ですから、しがみつけばつくほどこんがらがっていきます。人もお金も追いかければ逃げるのはそのためです。そんな時は客観的な視点を取り戻すためにその問題を一度突き放してみましょう。
2018年10月04日
人間が持つ感情の中で取り扱いが難しいのは怒りです。怒りのエネルギーをスポーツなどでうまく処理できないとさまざまな問題を引き起こします。身近な人にぶつけると相手が苦しみますが、それを見て自己嫌悪を感じて苦しみの悪循環に陥ります。しかし一番まずいのは怒りで引きこもってしまうことです。
2018年10月03日
なりたい自分を持っていますか?自分がなりたい人物像をイメージして人に話しておきましょう。自分がなりたい、そして周囲の人もそれを知っている状態に自分を置くと、目標から近づいてきます。黙って自分の胸の中にしまっておいても現実は簡単に変わりません。良い意味で周囲を巻き込んでみましょう。
2018年10月02日
なにか問題が起こった時に人のせいにしたり環境のせいにしたりする人は自分が被害者であると意識しています。それは自分が加害者であるより被害者だと考えた方が楽で自分を肯定しやすいからです。しかし相手を加害者にしても解決できないことの方が多く、被害者意識を捨てて見えてくるものもあります。
2018年10月01日
一人の寂しさをなくすための二人なのに、忙しくて会話が少なくなると二人別々に寂しさを抱えてしまいます。最初のうちは二人の関係性が薄いのでひんぱんに言葉を交わして互いを理解しようとしますが、関係性が深くなるほど会話が減るのは皮肉です。いつでも遠慮せずに素直な愛情表現をしてみましょう。
2018年09月30日
人が脇道にそれるきっかけはいろいろありますが、説明が難しいのは「退屈だったから」です。退屈するのは飽きるからです。飽きるようなことをやっていればいつか気晴らししたくなるのは当然です。平凡な日常を守るためには、どれだけ飽きないようにするかという工夫が不可欠です。男女の間も同じです。
2018年09月29日
欲しいものを手に入れるまではとても楽しい時間です。しかし手に入れてしばらくは嬉しくて満足でも、そのうち当たり前のものになってしまうので感動はいつまでも続かないということがあります。それは元々手に入れなくても良かったものなのかもしれません。それが人の場合は厄介です。熟慮しましょう。
2018年09月28日
一般的に女性は感情の共有を求める気持ちが男性より強いので、とりとめのないことを話すのに抵抗がありません。男性は答えを出そうとするので女性の雑談や愚痴を聞き流すのが苦手です。愚痴をこぼす時はそれを踏まえた上で、答えを求めるつもりで、あるいは甘えていると自覚しながら話してみましょう。
2018年09月27日
「良薬は口に苦し」。ためになる話は耳が痛いといった意味です。反対を言うなら「毒薬は口に甘し」です。体に悪いものほど口当たりが良くておいしいと感じます。同じように危険な異性ほど魅力的ですが、そんな人と付き合う時はそれ相応の覚悟がいります。ただし「毒を食らわば皿まで」は行き過ぎです。
2018年09月26日
存在感がある男性はそれなりに女性慣れしているのでライバルの女性もたくさんいるはずです。存在感が薄い男性にも目を向けてみましょう。そういう人は磨けば光る可能性があります。存在感が薄いからといって切り捨て、すでに磨かれている男ばかり追いかけていると伸びしろのある男性には出会えません。
2018年09月25日
自分と他人の関係はタテとヨコの関係がほとんですが、それだけではなかなか変化が起きないというのが普通の人の日常です。変化が欲しい時はタテやヨコの人間関係を増やすのではなく、あえてナナメの人を探してみましょう。微妙な立ち位置の人と交流した方が刺激は得られます。世界を広げてみましょう。
2018年09月24日
「面倒くさい」は男女間では言ってはいけない言葉です。面倒だからといって後回しにしておけばおくほど、より面倒な事態に発展することが多いからです。特に話し合うのが面倒だという関係は惰性の腐れ縁です。そもそも面倒くさいと言う人は、物事の優先順位をつけるのが不得手なように見受けられます。
2018年09月23日
問題は矛盾から生じます。たとえば理想と現実のギャップです。思い描く理想と目の前の現実の差をなくすためには、現実を理想に近づける努力をするか、あるいは理想を現実に近づけるという妥協しかありません。しかし努力は勝利するとは限らないし、妥協は敗北ではありません。損得で判断するべきです。
2018年09月22日
断捨離の対象は不必要な物ばかりではなく人間関係も含まれます。そもそも最初から不必要な物や人には関わらなければ良いのですがそう簡単にもいきません。欲しい物(人)と必要な物(人)は異なると考えましょう。増えそうな時は「あったらいいなと思うものは不必要な物(人)だ」と唱えてみましょう。
2018年09月21日
「自分はあの人が苦手だ」という感情は、「だから相手も自分を苦手なはずだ」という同じマイナスの考えを引き起こします。実際にそんなことはなくても自分で勝手に答えを出しているのです。そう思っていれば現実も遠からずそうなります。手遅れになる前に自分のマイナスの感情を処理しておきましょう。
2018年09月20日
現状に不満を感じている人は、反動としてどこかにその不満の原因を求めます。環境のせいにしたり人のせいにしているうちは良いのですが、自分自身のせいにしているといつまで経っても解決できません。自分と戦う限り問題は続いていきます。そうならないためには嫌いな自分と仲直りするしかありません。
2018年09月19日