失敗した時の対処は早ければ早いほど効果があります。風邪もひきはじめが勝負だし、仕事の失敗も素早い陳謝が有効です。難しいのは恋愛の失敗です。どこかに甘えがあるので対処が遅れがちになるのです。特に別れなければならない恋はもつれて致命傷になりかねません。絆創膏で治る内に対処しましょう。
2018年11月17日
人は生きていく過程でいろいろな壁にぶつかります。その時々で頑張って壁を突破することができれば問題はありませんが、どうしても壁を乗り越えられないような状況に陥った時は自分の価値観を変えてみるのも有効です。価値観を変えれば、今まで壁だと思っていたものが幻のように消えるかもしれません。
2018年11月16日
感情はコントロールできません。だから感情を抑えようとしたり我慢しようとするのは無意味です。あるいは逆効果です。止められない感情を解消する方法を考えるのではなく、その感情を消せるような解決法を探してみましょう。感情の発生原因を見つけてそれに対処できれば感情に悩むことはなくなります。
2018年11月15日
「自縄自縛」とは自分の縄で自分を縛っている状態です。生死にかかわるものでない限り、つまらない問題に縛られていることはありません。無理やり出した答えは正解ではないし、さらに新しい問題を抱え込むことになります。そんな問題は放っておいても良いと割り切る強さがないと永遠に前進できません。
2018年11月14日
仕事も恋愛も心機一転するために小難しい理屈はいりません。何よりも大事なことは自分が誰かの被害者だという意識を捨てることです。もちろん加害者になってもいけません。そして自然体で行動して周囲のフィードバックを受け止め素直に修正する。そうした繰り返しが本来あるべき方向へ導いてくれます。
2018年11月13日
人にとって最大の苦痛は退屈です。何もしなくて良い状態は自分自身と対峙する空間であり人としての真価を問われる時間です。解決法は自分で見つけるしかありません。しかし私利私欲のために使おうとすれば必ず失敗します。がんばり過ぎて重圧に押しつぶされたり安逸に流れて遊びに身を落とすからです。
2018年11月12日
夫が仕事をして稼ぐのは当たり前。妻が家事や育児をするのは当たり前。そう思っていると感謝の気持ちが湧きません。自分の努力を当たり前と言われたら頑張る気力もいつか萎えてしまいます。女性も働く現代はそれほど単純ではありません。働く女性の負担を思いやれる男性は女性が育てるしかありません。
2018年11月11日
働かない・生活費を入れない・暴力を振るう・暴言を吐く・大酒を飲む・浮気をする・ギャンブルをする・子育てに協力しない・家事を手伝わない。これらは最悪の男性像ですが、多くの場合、母親が甘やかしすぎたり厳しすぎた、あるいは配偶者が出来過ぎたり頑張りすぎた結果そうなるケースもあるのです。
2018年11月10日
「男は強くなるべきで、女子供は男に守られるべきである」という考え方はあまりにも父権主義的であり儒教的です。そういう考え方が男性には無理をさせるし女性には勘違いをさせます。現実には「守りたい人」がいるから強くなれるのが女性であり、「支えてくれる人」がいるから強くなれるのが男性です。
2018年11月09日
他人の意見に左右されやすい、あるいは一つの考えに固執する人たちは親の影響が大き過ぎたのかもしれません。成り行き任せや偏った考え方の親から柔軟な思考の子供は育ちにくいはずです。自分が生きにくいと感じたら、まずは親からの悪影響を疑ってみましょう。親に似せて生きていく必要はありません。
2018年11月08日
精神的に独立している男性は時として自分の内部に他人が入ってくるのを避ける傾向があります。それは自分という世界が確立しているので、他人、特に異性に入り込まれてペースが乱されるのを無意識に恐れるからです。そんな扉は力づくでこじあけるよりも女性の優しさで溶かしていくしかないのでしょう。
2018年11月07日
好きな人があなたを幸せにしてくれるとは限りません。ただあなたの幸せを増幅してくれる存在というだけのことです。もちろん二人一緒に幸せを感じられればそれに越したことはありませんが、たとえそうでなくても相手の存在があなたの幸せを左右すると考えるのは間違いです。他人任せの幸せは幻想です。
2018年11月06日
好きな人が現れると状況をコントロールしたくなります。たとえば自分に振り向かせたい、相手に合わせたい、邪魔を排除したい等です。しかしそれは不安の裏返しなのでうまくいきません。それより、うまくいって当たり前、相手は自分の楽しい人生を飾ってくれる存在、と思っていた方が状況は好転します。
2018年11月05日
自分自身をどんな人と思っているかチェックしましょう。自己紹介の時にどう紹介するか思い浮かべてみると、不思議なことに大多数は自分を謙遜し卑下して表現します。つまりマイナスのセルフイメージの方が強いのです。しかしそれが他人に影響するとすれば大変です。プラスのセルフイメージが大切です。
2018年11月04日
カップルがうまくいかなくなる代表的ケース3種です。まず片方が仕事や趣味に時間をかけ過ぎている、次は片方が勝手に相手に気を遣い過ぎて自滅する、最後は話し合いを避ける、あるいは話しても通じないケースです。1と2のうちはまだ折り合う点も見つけやすいのですが、3は第三者が必要になります。
2018年11月03日
人は自分に退屈すると他者に目が向きます。それが当初は愛する行為であってもいつかはマンネリ化します。そうすると相手の悪いところばかりが目につき始め、ついつい文句を言いたくなります。最後には相手のアラ探しが日々の目標となります。それに飽きたら外に目が向きます。退屈対策は自己責任です。
2018年11月02日
パートナーに思っていることや考えていることを伝えるのは大事ですが、過去の恋愛や異性の友達のことなどの言わなくてもいいことまで言ってしまうと相手によっては気持ちが冷めてしまうことにもなりかねません。限度を超えたルール違反は別ですが、言わなくてもいいことは墓場まで持っていきましょう。
2018年11月01日
敏感過ぎる人をHPS(ハイセンシティブパーソン)と呼ぶそうです。いわゆる神経質な人のことでしょう。こうしてレッテル貼りすることが良いか悪いかはともかく、否定的なイメージはなくなります。対処法の基本は「気が付いたことすべてに反応しなくてよい」と考えることだそうです。傾聴に値します。
2018年10月31日
鉄はサビます。サビたままの鉄にペンキを塗っても内部の腐食は進みます。腐食を避けるには、サビをこまめに落とすしかありません。サビを嫌うならステンレスにするしかありません。私たちは残念ながらステンレスにはなれません。上手に人生上のサビという矛盾と付き合っていかなければならないのです。
2018年10月30日
他人に怒っている時はたいがい自分自身に怒っている時です。自分を否定するかわりに他人を否定するというわけです。それは自分自身の問題から目を逸らせたい自己防衛本能が起こす無意識の言動です。腹が立った時こそ自分が何か問題を抱えていないかどうかをチェックするよい機会だと捉えてみましょう。
2018年10月29日