戸隠神社とは
みんなの電話占い、神仏の導き手、宝明里茉です。
戸隠神社は、長野県長野市に位置し、2000年以上の歴史を誇る霊験あらたかな神社です。
五社から成る「戸隠神社五社巡り」は、自然と歴史を満喫できる霊場巡りとして知られ、多くの参拝者が訪れます。
各社の詳細やご利益、巡り方を詳しくご紹介します。
- 天の岩戸伝説
- 奥社(おくしゃ)
- 九頭龍社(くずりゅうしゃ)
- 中社(ちゅうしゃ)
- 火之御子社(ひのみこしゃ)
- 宝光社(ほうこうしゃ)
- 12/14,15,16お休み
天の岩戸伝説
戸隠山(とがくしやま)は、日本神話の天の岩戸伝説に深いゆかりを持つ霊峰で、特に岩戸が開かれた際に地上に落ちた岩が山となったという伝承で知られています。
この神話について詳しく解説します。
天の岩戸伝説の背景
天の岩戸伝説は『古事記』や『日本書紀』に記されている日本神話の重要なエピソードの一つです。
1. 天照大神(あまてらすおおみかみ)の隠れ
天照大神は太陽神であり、日本神話における最高神の一柱です。
あるとき、弟神である須佐之男命(すさのおのみこと)が乱暴な行動を続けたため、天照大神は怒りと恐れから天の岩戸にお隠れになりました。
太陽神である天照大神が隠れたため、世界は闇に包まれ、災厄が訪れることになります。
2. 神々の協力
困った神々は協議し、天照大神を岩戸の中から引き出すために、計略を練りました。
天鈿女命(あめのうずめのみこと)が舞い踊り、神々が笑い声を上げて騒ぎを起こすことで、天照大神の関心を引こうとしました。
3. 天手力雄命の活躍
興味を引かれた天照大神が岩戸を少し開けた瞬間、力自慢の神である天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)がその岩戸を力いっぱい開け放ちました。
こうして天照大神が再び外へ現れ、光と平和が世界に戻りました。
戸隠山との関係
天手力雄命が開け放った岩戸は、その勢いで空を飛び、
現在の戸隠山の地に落ちたとされています。
この神話に基づいて、戸隠山は「天の岩戸が地上に落ちた地」として神聖視されています。
岩戸の一部
戸隠山の険しい山々や切り立った岩肌は、天の岩戸の名残と考えられています。
天手力雄命の祀り
戸隠神社の奥社は、この伝説に登場する天手力雄命を主祭神としています。
戸隠山の霊性と信仰
戸隠山は天の岩戸伝説を背景に、古くから信仰の対象となってきました。
1. 修験道と霊場
戸隠山は、険しい山岳地形から修験道(山岳信仰)の修行場としても知られ、霊力が宿る山として信仰されてきました。
戸隠神社の五社がこの山の麓に点在し、参拝者は山の霊気を感じながら巡ります。
2. 天の岩戸伝説の象徴
戸隠山は単なる山岳ではなく、神話的な意味合いを持つ霊場として、多くの人々が訪れる場所となっています。
天手力雄命の強大な力と岩戸を開いた際の神々の協力の象徴とされています。
天の岩戸伝説の教訓と戸隠山の意義
天の岩戸伝説は、神々が協力して問題を解決する姿を描いており、人々に「協調」や「団結」の重要性を教えています。また、岩戸が地上に落ちて戸隠山となったという伝承は、この山に霊的な価値を与えています。
戸隠山とその周辺の戸隠神社は、この神話を体感できる特別な場所です。険しい山々に囲まれた霊場を訪れることで、天の岩戸伝説の壮大さや日本神話の世界観を感じられるでしょう。
戸隠山は、自然、信仰、神話が調和した特別な霊峰として、日本の歴史と文化において重要な役割を果たしています。
奥社(おくしゃ)
ご祭神: 天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)は、日本神話に登場する力自慢の神で、主に「強靭な力」と「困難を打破する象徴」として崇められています。
特に、天の岩戸伝説での活躍が有名で、この伝説を通じて神々や人々に大きな影響を与えた神です。
現代での信仰
現代でも、天手力雄命は「勝負の神」「力の神」として、スポーツやビジネス、学問の場で活躍する人々から多くの信仰を集めています。特に、困難に直面したときにその力を借りるために祈願されることが多い神です。
天手力雄命が祀られる戸隠神社の奥社を訪れると、その神話の力強さを実感することができるでしょう。参拝者は、古代の神話を思い起こしながら、心に新たな光を灯す力を授かる場として足を運びます。
特徴
長い参道の先にあり、戸隠山の奥深くに位置。
約2kmに及ぶ杉並木は圧巻の美しさで、神聖な雰囲気が漂います。
天の岩戸を開けた力自慢の神が祀られています。
杉並木の参道を進んだ先に位置し、厳かな雰囲気が漂います。
ご利益
勝負運向上心願成就災難除け
神仏習合
天手力雄命は、仏教では直接的に誰かに対応するわけではありませんが、その力強さや障害を克服する役割から、不動明王や毘沙門天などの仏教的存在と関連付けられることがあります。
日本の神仏習合の歴史を知ると、天手力雄命が仏教的な文脈の中でも尊ばれていた背景をより深く理解できるでしょう。現代の神社仏閣巡りでも、こうした神仏の融合が感じられる場面があります。
九頭龍社(くずりゅうしゃ)
心願成就や自然の恵みを願う人向け。
ご祭神: 九頭龍大神(くずりゅうのおおかみ)
戸隠山に伝わる九頭龍信仰は、水の神や雨乞いの神として、古くから地域の人々に崇敬されてきました。
九頭龍は、日本各地に伝わる龍神信仰と同様に、自然界の水を司る存在として崇められています。
特に農業や漁業を生業とする人々にとって、水の恵みをもたらす九頭龍は生活に欠かせない守護神でした。
特徴
奥社と近くに位置。
水や雨を司る龍神が祀られており、雨乞いや農業関係者から信仰されています。
戸隠神社の五社の一つである「九頭龍社」は、奥社のすぐ近くに位置し、九頭龍大神が祀られています。
参詣者は、豊作祈願や水の恵みを求めて九頭龍社に参拝します。
戸隠山の険しい地形と周囲の豊かな自然は、龍が棲む神秘的な聖域としての雰囲気を醸し出しています。
ご利益
水の恵み農業の繁栄商売繁盛
神仏習合
九頭龍大神は仏教の中では八大龍王や弁才天、さらには護法善神などと関連付けられることがあります。これらは、九頭龍大神が持つ「水と調和を司る」性質と仏教的な教えが重なり合った結果です。
このような神仏習合の背景を知ることで、九頭龍大神が日本の自然崇拝や仏教文化においていかに重要な存在であるかがより深く理解できるでしょう。
中社(ちゅうしゃ)
知恵や仕事運を求める人に最適。
ご祭神: 天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)
天八意思兼命(あめのやごころおもいかねのみこと)は、日本神話に登場する知恵の神で、高天原(たかまがはら)に住まう八百万の神々の中でも、特に知恵深い存在として知られています。全ての物事を深く思案し、適切な判断を下す神として、学問や知恵、計画を司る神格を持っています。
神話における天八意思兼命の役割
天の岩戸伝説での活躍
天照大神(あまてらすおおみかみ)が天の岩戸に隠れてしまい、世界が暗闇に包まれた際、神々が集まって解決策を議論しました。
天八意思兼命は、その会議で中心的な役割を果たしました。
鏡や玉を用意し、天鈿女命(あめのうずめのみこと)に踊りをさせるなどの策を提案し、天照大神を岩戸から誘い出す作戦を立案しました。
この知恵が功を奏し、世界に再び光が戻りました。
知恵と調和の象徴
天八意思兼命は、多くの神々をまとめ、最適な解決策を導く「調和」の象徴でもあります。
個々の神々の力をうまく引き出し、団結して問題を解決する姿勢が描かれています。
天八意思兼命の性格と象徴
知恵の神
名前の「八意思兼」は、「広く深い知恵を持つこと」を意味し、思慮深さや計画性を象徴しています。
知恵や学問、物事の調整や決断を司る神格として、古くから崇敬されています。
問題解決の象徴
神話においても、困難な状況を知恵によって解決する役割を担っており、現代では知的な挑戦や問題解決を支える神として信仰されています。
特徴
戸隠神社の中心に位置。朱塗りの拝殿が美しく、参拝者も多いです。知恵の神様として受験生や仕事の成功を祈願する人々に人気。
ご利益
学業成就仕事運開運招福
神仏習合
天八意思兼命と仏教の文殊菩薩、大日如来、普賢菩薩の共通点を理解することで、神話や仏教の教えをより深く感じることができるでしょう。
火之御子社(ひのみこしゃ)
芸能や縁結びを祈願する人におすすめ。
ご祭神: 天鈿女命(あめのうずめのみこと)
天鈿女命(あめのうずめのみこと)は、日本神話に登場する重要な女神の一柱で、特に芸能の神や舞踊の神として広く知られています。また、神話においては陽気で機転の利く性格が描かれており、人々に喜びや希望を与える存在とされています。
神話における天鈿女命の活躍
天の岩戸伝説
天照大神(あまてらすおおみかみ)が弟・須佐之男命(すさのおのみこと)の乱暴な行いに怒り、天の岩戸に隠れてしまった際、天鈿女命が活躍します。
神々が困惑する中、天鈿女命は岩戸の前で賑やかな踊りを披露しました。
踊りの様子を見て神々が大笑いし、その声を聞いた天照大神が岩戸を少し開けた隙に、天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)が岩戸を開け放ち、世界に再び光が戻ります。
この踊りは日本の芸能の起源とされ、特に神楽(かぐら)の起源として語り継がれています。
猿田彦命との結婚
天鈿女命は、天孫降臨の際に道案内をした猿田彦命(さるたひこのみこと)と結婚しました。
夫婦は協力して道を開く役割を果たし、導きの象徴とされています。
天鈿女命の性格と象徴
陽気と機転
天鈿女命は神話で陽気で大胆、機転が利く女神として描かれています。
岩戸の前で踊りを披露する場面では、恥じらいなくユーモアを交えた行動を取ることで周囲を和ませる姿が印象的です。
芸能の守護神
神楽や舞踊、演劇、歌、笑いなど、すべての芸能を司る神として信仰されています。
芸能人やクリエイター、アーティストなどが特に信仰する対象となっています。
縁結びと家庭円満
猿田彦命との夫婦神としての側面もあり、良縁を結び、家庭を平和に導く神としての信仰も広がっています。
特徴
日本神話における踊りの神で、芸能関係者に崇敬されています。また、縁結びや夫婦円満のご利益もあります。
ご利益
芸能上達縁結び家庭円満
神仏習合
天鈿女命は仏教の中では弁才天や吉祥天、時には観音菩薩と関連付けられることがあります。これらの仏教的存在と共通するのは、「陽気さ」「芸能」「調和」「幸福」といったテーマです。
神仏習合の文化を通じて、天鈿女命は仏教的な思想とも調和し、日本人の生活に根付いた信仰の象徴として現在も大切にされています。その多面的な魅力を感じながら、天鈿女命やその仏教的対応存在を祀る神社や寺院を訪れるのも意義深い体験となるでしょう。
宝光社(ほうこうしゃ)
ご祭神: 天表春命(あめのうわはるのみこと)
天表春命(あめのうわはるのみこと)は、日本神話に登場する神で、農業や自然の恵み、土地の開拓、厄除けなどに関する神として信仰されています。特に、戸隠神社の五社の一つ「宝光社(ほうこうしゃ)」の主祭神として祀られています。
天表春命の役割と性格
農業や開拓の神
天表春命は、自然や農耕に関わる神とされ、大地の恵みをもたらし、土地を守護する存在と考えられています。
農業の発展や土地の整備を司り、古代から人々の生活基盤に密接に関係する重要な神でした。
厄除けや開運の神
災厄から人々を守り、開運をもたらすご利益もあるとされています。
このため、家庭の安全や個人の幸せを祈願する際に信仰されることが多いです。
安産や子どもの守護
特に女性や子どもを守る神としても知られています。
戸隠神社の宝光社では、安産祈願や子どもの健やかな成長を願う参拝者も多く訪れます。
神話との関連
天表春命に関する具体的な神話は文献には多く記されていませんが、日本神話において農耕や土地に関わる神々は多くの場合、豊穣や地域社会の繁栄を象徴しています。天表春命もこれらの性格を持つ神の一柱として尊ばれています。
特徴
山の中腹にあり、急な石段を登るとたどり着く社。古くから女性や子どもを守る神として信仰されてきました。
戸隠神社の五社の中でも、最も入り口に位置する社です。
山の中腹にあり、石段を登った先に拝殿があります。急な石段は「厄を落とす」象徴ともされています。
ご利益
開運厄除け安産
厄除け、開運、家族の平和、安産祈願などが主なご利益として挙げられます。
特に女性や子どもに対するご利益が強いとされています。
神仏習合
天表春命は仏教の中で特定の仏や菩薩に直接対応するわけではありませんが、その神徳である「土地の守護」「自然の恵み」「豊穣」といった側面から、地蔵菩薩、弥勒菩薩、毘沙門天、吉祥天などと関連付けられることがあります。
このような神仏習合の影響を理解することで、天表春命が日本文化の中で果たしてきた役割や、仏教との結びつきをより深く感じることができるでしょう。特に、自然や土地への感謝の念を込めた信仰が、日本独自の宗教文化の中で大切にされていることが分かります。
12/14,15,16お休み
今月は14日朝5時東京出発で詰め詰めでお参りしてきます。
皆様の鑑定ノートを持って、願望成就をお祈りしてきますよ!
私の占いの仕入れ業務です(笑)
お札やお賽銭や御朱印などだけで10万以上20万ちかくは使ってますからね。
そのため、この3日間だけお休みくださいませ。
頑張って祈りまくって来ます!
また筋肉痛覚悟で登山頑張ってきます!
スピード願望成就、完全他力本願!パワーアップするぞ~!
皆様の願望成就が私の願望成就です!
この3日間、是非一緒に祈ってくださいね。
お参りの時間に追われていつもご当地料理が食べれなかったりしております(笑)
神社仏閣って閉まるのが早い&ご当地老舗も閉まるのが早い!
12月14日土曜日
・ 戸隠神社 宝光社
・ 戸隠神社 火之御子社
・ 戸隠神社 中社
・ 戸隠神社 九頭龍社
・ 戸隠神社 奥社
12月15日日曜日
・ 諏訪大社 上社前宮
・ 諏訪大社 上社本宮
・ 諏訪大社 下社春宮
・ 諏訪大社 下社秋宮
・ 分杭峠
12月16日月曜日
・ 熊野皇大神社
・ 聖神社
・ 秩父神社
・ 三峰神社
クリスマス、年末年始は通常と変わらず鑑定します。
追加でお急ぎのお願いがあったら14日までにお電話くださいね。
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