なぜ結婚を反対するの？親が結婚を反対する理由

なぜ？親が結婚を反対する理由

両親が反対する理由には、ある意味「社会の視点」が投影されていると考えてよいでしょう。経済力、人柄、年の差、家柄や学歴、離婚歴など、不安材料がある相手との結婚はやめておいた方が良いという、子を想うがゆえの判断ですね。

経済力に不安がある

結婚生活において経済力は必要不可欠な要素です。相手の収入が低かったり、定職につかず収入が不安定だったりする場合は、ちゃんとやっていけるのか親としては大きな不安ですよね。また、借金がある場合や、お金にだらしないというのも見逃せない問題です。

若い2人なら「お金がなくても愛があればなんとかなる！」と勢いで乗り切ろうとするかもしれませんが、両親は長年結婚生活を送ってきた経験者、2人の先輩です。お金の大切さは身を持って知っていますので、なおさら現実を知らない2人に反対してしまうのです。

人柄・人間性への不安

常識がなく、言葉遣いやマナーが悪いと感じる相手や、DV・モラハラ気質がある相手の場合、例え経済的に安定していたとしても、両親が結婚に反対したくなる気持ちは理解できますよね。

チャラチャラしている、頼りなさそうといった、最初に挨拶をしたときの見た目の印象も大きいかもしれません。

年の差が大きい

相手との年齢差が大きすぎるという理由で、両親に反対されるケースもあります。いわゆる「年の差婚」ですね。

今はいいかもしれませんが、いずれ子供はどうするのか、世代の違いによるジェネレーションギャップなど、年の差ゆえの悩みが出てくるでしょう。

そう遠くない未来には、親の介護や老後の生活の問題なども浮上してくるはず。親は、目先だけではなく、そうした老後のことまで考えて反対しているのです。

家柄・学歴の違い

「家柄や学歴なんて関係ない！」という人が多いと思いますが、親族との「釣り合い」を気にして反対されるケースは珍しくありません。

親の見栄と言われればそれまでですが、一概にそうとも言い切れません。高学歴な家系だったり、資産家だったりする場合、当然ながら考え方やお金、物の価値観は異なりますし、結婚すればそのギャップに苦しむことは目に見えています。

学歴に厳しい家庭では、孫の教育にまで影響しますので、こうした要素も反対理由になっているのかもしれませんね。

家庭環境が複雑

例え相手に借金がなくても、その親に借金がある場合、いずれ肩代わりしなければいけないのでは？と不安になるのは親として当然ですよね。また、家族が怪しげな宗教を信仰していたり、マルチに関わっていたりすると、回り回ってこちらも被害を被る可能性があります。

何をもって複雑とするかは人それぞれですが、お金や住む場所を頼ってこられるなど、2人の結婚生活を脅かすような存在がいるかどうかを問題にしているのです。

離婚歴がある

今どきバツ1、バツ2は珍しくありませんが、離婚歴を気にされる両親は意外と多いもの。子供の有無や養育費、慰謝料の支払いなどの金銭面はもちろん、離婚時期や原因なども気になるところです。

「離婚するにはそれなりに理由があり、また同じことを繰り返すかもしれない」という懸念と、お子さんがいる場合の対応、また養育費の支払いによる経済的な心配が理由と考えられます。

まずは冷静に！反対されたときに確認するべきこと

親が結婚を反対するには必ず理由が存在しますので、まずは親の素直な気持ちを聞き出すことが大切です。先入観で判断されているケースもありますので、まずは理由を踏まえて、解決策や説得する方法を2人で考えてみましょう。

反対するには必ず理由が存在する

「どうして認めてくれないの？」と感情的になっても、お互い衝突するだけで何も解決しません。まずは両親がなぜ反対するのか、親の気持ちになって理由を考えてみましょう。

「そりゃ反対するよね」と納得できるものから、「そんな理由で？」と思えるような理不尽なものまで、反対される理由は人それぞれ。いずれにせよ、愛する我が子に「結婚に失敗してほしくない」「辛い思いをさせたくない」と願う親心でしょう。

そんな親心を無視して、感情にまかせて駆け落ちや絶縁などを考えないこと。なぜ反対するのか、親心を理解することが大切です。

反対する親の素直な気持ちを知ること

「ダメなものはダメ！」と頭ごなしに反対され、聞く耳を持ってくれないこともあります。そんなときは、冷静になるタイミングを見計らって、親にきちんと聞いてみましょう。

時間がかかっても、必要なだけ対話を重ねて、親の素直な気持ちを知ることが何よりも重要です。2人の結婚に影を落とす要因が何かわかれば、不安材料を取り除き、問題解決に向けて動き出すことができます。

親の真意がわからず、不安でしかたがない、そんなときは、占い師に親の気持ちや2人の将来をみてもらうという方法もあります。冷静に対処するためにも、心に抱えたモヤモヤや不安を吐き出すことも大切ですよ。

反対されたときの当事者2人の気持ち

両親に2人の結婚を反対されたと伝えたとき、彼氏はどのような反応でしたか？「いつか認めてもらえるよう努力する」という、結婚に対する固い意思は感じられましたでしょうか？

ここはお互いの気持ちを確かめるチャンスと捉えて、あなたも含め当事者2人の気持ちを再確認してみてください。もしも「やっぱり無理だったんだよ」と彼氏の気持ちがぐらつくようなら要注意！

2人が一致団結して努力しなければならない場面で、どちらかがブレるようでは結婚生活も上手くいきっこありません。親の反対を受けて結婚の意思が簡単に崩れるようなら、彼氏との結婚は考え直した方がいいかもしれませんね。

解決・説得できる反対理由かどうか2人で考える

両親が2人の結婚に反対する理由がわかったら、「そういう考え方もあるんだな」とまずは素直に親の反応を受け止めましょう。その上で、「どうしたら、親の不安を取り除くことができるか」を、2人で一緒に考えてみてください。

解決・説得できる反対理由かどうか、できる場合はその対処法と必要なステップを、できるだけ具体的に考えることがポイントです。

親に反対されたときの説得方法

親に反対されても彼氏との結婚の意思は揺るがない！それなら、心配してくれている親心を理解した上で、説得を試みてみましょう。何度も会って彼氏の人となりを知ってもらう、味方を増やす、将来設計を伝えるなど、反対理由に合わせたアプローチが効果的です。

何度も会って人柄を知ってもらう

まずは、結婚相手のことを知ってもらわなければ何も始まりませんよね。特に、人柄・人間性、年の差や離婚歴などが問題視されている場合、何度も会う機会を作り、彼氏の人柄をよく知ってもらいましょう。

1回挨拶に行ったくらいで、彼氏の人となりを理解しろと言う方が無理な話です。焦らず、じっくり時間をかけて、誠実な人であることを理解してもらえれば、「この人となら大丈夫」と思ってもらえるはずです。

家族や親戚など味方を増やす

当事者だけでは話が進まない場合には、兄弟姉妹、叔父や叔母、祖父母など、親戚を巻き込んで味方になってもらう方法もおすすめです。2人に対して意固地になって反対している可能性もありますので、第三者から視点を変えて説得してもらう手段が効果的。

これまで耳に入ってこなかった説得も、第三者からなら素直に聞けるということもあります。両親と同世代か、目上の人が理想的です。

具体性のある将来設計を伝える

収入や借金、仕事など、経済力の問題で反対されている場合は、結婚後のマネープランやライフプランを具体的に提示することで、両親を説得できる可能性が高くなります。

現在のキャッシュフローと貯蓄プラン、借金の返済プラン、出産・子育て・保険・マイホームプランなど、2人でちゃんと話し合ってみてください。真摯に向き合っている姿勢を見せるためにも、適当な数字を出すのではなく、具体性のあるプランを真剣に考えてみましょう。

お金の問題は可能なかぎり解決しておく

お金の問題が残っているかぎり、両親は2人の結婚を認めない可能性があります。シビアではありますが、愛だけでは生きていけないのは紛れもない事実。

どのくらいのお金がいつまでに必要なのかを計算し、2人で力を合わせて返済・貯金するなど、結婚前に可能なかぎりお金の問題をクリアにしておきましょう。

時間がかかるかもしれませんが、結婚を許してもらうことを目標に掲げれば、意外と早く達成できるかもしれませんよ。

時間をかけて理解してもらうことが大切

両親の承諾が得られないからと言って、すぐにカッとなって怒ったり、押し切ろうとしたりするのは賢明ではありませんね。

親にも親の意見があり、反対する理由が存在します。そのことを子供として受け止め、具体的かつ論理的に説明し、時間をかけてでも安心してもらえるよう努めましょう。

まとめ

反対する親心をちゃんと理解することこそ、結婚への近道です。「彼氏との結婚を認めてほしい」とただ感情的に訴えるのではなく、両親が抱く不安や心配を解消できるよう安心材料を提示しましょう。彼氏と結婚できると信じて、時間をかけて説得してみてくださいね。

第三者の意見が聞きたいという場合には、気軽に利用できる「電話占い」に頼ってみてはいかがでしょうか。相談することで自分の気持ちを整理することもできますし、本格的な占いも体感できてたいへんお得です。

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